• 2017.04.24 Monday
  • 09:00

先日、“業界の風雲児”と呼ばれるある会社に訪問してきました。ライバル企業と切磋琢磨しながらその業界の最先端を突き進み、その革新性と推進力には皆を唸らせるものがあるものの、「業界を軽視している」との噂をよく耳にしていた会社です。たまたまある方からのご紹介で御縁をいただき、事業でお互いに協力し合えることはないかを探るため、期待半分、好奇心半分でお伺いしてきました。

 

今回の訪問でつくづく感じたのは、

 

「人の噂をいくらかき集めても、真実に辿り着くことはできない」

 

ということです。

 

「業界軽視」の噂については、確かにこれまで、業界というものをあまり意識してこられなかったのは事実だと感じました。しかし現在は間違いなく業界全体を俯瞰し、その中において「自社にしかできない役割」を模索しておられることがよくよく伝わってきました。その姿勢は、当社の理念である“自利利他”に通じるものがあり、精神的な繋がりを感じることができました。

 

一方で、

 

「過去の常識に囚われていては、見えないものごとがある」

 

ことも痛感させられました。「業界軽視」との噂のもう一つの側面は、「これまでの業界の常識から逸脱したものを受け入れられない」受信者側の問題を示唆しているものだと感じたのです。

 

経営には、地に足をついて今の今を多面的に見つめる“虫の目”ももちろん必要です。それを怠れば、どんなに素晴らしいものであったとしても、受け容れられることは難しいものです。しかし一方で、将来を俯瞰し、全体を俯瞰して見る“鳥の目”も欠かすことができないもの。その両方を持たなければ成長・発展していくことはできない、そんなことを感じさせていただけた訪問となりました。

 

皆さんもこれを機に、自分たちに必要な“虫の目”“鳥の目”とは何かを考え、その両目で自社を見詰め直してみてはいかがでしょうか?

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    • 2017.04.17 Monday
    • 09:00

    先週、3名の方から相談を受け、全く同じアドバイスをすることになりました。

     

    お一人は、非オーナー企業で、その会社の年齢構成、その方の経験年数や立場など、さまざまな観点から、誰もが将来の後継者候補の最右翼と目しているにも関わらず、はっきりとした態度を示せないAさん。二人目は、社長のご子息で後継者として入社しながらも、普通の社員と変わらない立ち居振る舞いに何の疑問も感じていないBさん。そして、新規事業立ち上げの命を受けながらも躊躇しているCさんです。

     

    お三方にお伝えしたのは、次の内容です。

     

    「自分のやりたいことを考えたら五万とある。でも、自分を将棋の駒と見立てて、その経験・立場・役割を考えた上で、その駒をどう使うことが最も望ましいかを考えたら、答えは一つに収斂される」

     

    私自身、初めて福岡転勤を命じられたとき、俄かには受け入れることができませんでした。当時は「また社長の思い付き」程度に思っていましたし、福岡事務所開設が現実味を増してきても、その事業に携わったことがなかったこともあって、どこか他人事のように感じてもいました。今は既に記憶の彼方ではありますが、失敗を恐れる気持ちもあったのかもしれません。

     

    しかし、その事業に携わるある後輩から「亀井さん、福岡に行ってくれませんか?」と言われたときには、さすがに真剣に考えざるを得ませんでした。

     

    それまでの私の視点は“私”でした。「俺は行きたくない」「なぜ俺が行かなければいけないのか」「俺は今のままがいい」などなど。しかし後輩の一言によって、その視点は“会社”に変わりました。それは「今のわが社にとって、誰が行くことがベストなのか?」という問い掛けです。そして出した結論が、「福岡に行く」だったのです。

     

    以来私は、常に自分を将棋の駒と捉え、「今の今、自分という駒をどう使うことがベストなのか?」と考えるようになりました。もちろん、直ぐには答えを出せないことも多いのですが、物事の全体像を把握しようとする姿勢と決めた後の肚括りは、以前とは比較にならないものになったと思います。

     

    みなさんも、「今の今、自分という駒をどう使うことがベストなのか?」と考えてみてください。きっと気持ちが楽になりますよ。

     

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      行事

      • 2017.04.10 Monday
      • 09:00

      先週は、当社行事のオンパレードの週となりました。

       

      3日(月)は入社式で、今年も22名の新しい仲間を迎え入れることができました。

       

      4日(火)は新卒の会社説明会&一次選考会で、私が担当する大阪会場では、13名の受験者に参加していただくことができました。25名の申し込みがあったのですが、事前連絡有のキャンセルが3名でしたので、9名が無断欠席。少し残念な気持ちがありましたが、参加してくれた13名の中から3名の合格者が出てくれて、少し安心しています。

       

      6日(木)は、以前もご紹介させていただいた『コラボ会議』という、各部門の長が一堂に会して、お互いのビジネスのコラボレーションを検討する会議が実施されました。今回は飲み会だけの緩めの場でしたが、各テーブルで熱い議論が展開され、私自身もよい刺激を受けることができました。

       

      9月決算の当社では3月が中間決算で、毎年4月初旬に『中間検討会』を実施していますが、今年は7日(金)に開催しました。業績目標の達成状況の確認が行われるのですが、それ以上に、“思い”の確認に重きを置いています。期初の10月には『方針発表会』を行うのですが、その“思い”を1年間継続するのは、なかなか難しいものです。もちろん毎月の会議や朝礼の場での確認をしていますが、日常の場での確認には一定の限界がありますし、マンネリ的な感覚にも陥りやすいものです。半期を終え、公式の場で“思い”が確認できる場があることは、有効であると思います。

       

      そしてこの土日は、会社の行事ではありませんが、私にとっての1年のビックイベント、『八百津祭り』がありました。今年は私の実家のある町が当本となっているため、いつものように千年経営研究会の公式行事にはできませんでしたが、3組のご家族が応援に来て下さり、張り切って役割を担うことができました。

       

      いずれにしろ行事というものは、1年の節目になるものであると共に、大切なものを確認するために、非常に大きな役割を担うものです。ぜひ一度、自社の行事を見直し、1年間の再構築をしてみてはいかがでしょうか?

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        原点

        • 2017.04.03 Monday
        • 09:00

        先週の土曜日、千年経営研究会の年次総会を開催しました。役員選任に始まり、活動日程確認、研修旅行企画報告などの後、岡崎・三好・名古屋・豊橋の各地区会の今年度の活動方針が、各会会長より発表されました。

         

        みなさんは、当会の『設立趣意書』はご覧になったことはありますでしょうか?ぜひ一度、ホームページで確認していただければと思います。http://1000nen.info/charter/

         

        その中に、【会員の使命】として、次の内容が記載されています。

         

        本会は、与えられるものではない。自ら創るものである。

        ・話を聴くのではない。自らの体験に基づく悩み、相談を、憚ることなく吐露すること。

        ・それらの悩みや相談内容について、会員同士忌憚ない 意見を戦わせ、オープンマインドと傾聴の姿勢で臨むこと。

        ・その場で決めた実践事項は徹底的に実践し、成果を出すこと。

        ・一度出された成果は徹底して挙げ続けること。

        ・その成果に基づき、本音を語ることができ、裏切らない、共に高めあえる朋を創ること。

         

        当会は、2005(平成17)年に設立時のメンバーとの出会いのきっかけができ、2008(平成20)年に設立の発端となった知覧特攻平和会館への研修旅行があり、翌2009(平成21)年に発足しました。今年が9年目になります。

         

        来年10年の節目を迎えるための準備の年ともいえる今年の総会で、“原点回帰”をテーマにお話しさせていただいたのですが、設立当初からの「本会は、与えられるものではない。自ら創るものである」との理念が、脈々と引き継がれていることが各会からの活動方針発表から伺われたことは、私にとってとても嬉しく、誇りに感じることでした。

         

        またこの9年を振り返ることで、懐かしさと共に、会の意義を改めて認識することができ、とても良い時間となりました。

         

        「迷ったら原点に返る。悩んだら原点から考える」

         

        この言葉を胸に、次の10年をより素晴らしいものにできるようにしていきたいと思います。皆さんも共に邁進して参りましょう。月例会にてお待ちしております。ぜひご参加ください。

         

         

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          心境

          • 2017.03.27 Monday
          • 09:00

          昨日、稀勢の里が横綱昇進直後の場所で、かつ大怪我に見舞われながらも、見事に優勝を果たしました。不甲斐ない取り組みを見たくなかったので、実況は見ませんでしたが、たまたま流れたつけたテレビのニュースで知り、慌ててネットで映像を貪り見ました。

           

          決して美しい勝ち方ではなかったのですが、何としてでも優勝という結果を出そうという姿勢は、経営者が学ぶべき姿勢だと思います。経営者にとっての勝敗は、決算書によって表現されます。決算書は通信簿のようなもので、かつ損益は勝ち負けに通じます。赤字を出すのは負けと一緒で、何としてでも利益を出さなければなりません。もちろん粉飾などといった法を犯すことは断じて許されませんが、「絶対に利益を出すんだ」という姿勢は、経営者にとって欠かすことができないものです。結局のところ経営者としての優劣は、結果を出し続けることができるかどうかにかかっているとも言えます。

           

          一方、何度も取り組みを再生した後、君が代斉唱中に稀勢の里が憚ることなく流す涙を見ながら、私の関心は、負けた照ノ富士に移っていました。「こいつは絶対に強くなる」と思ったのです。

           

          彼も手負いの獅子でした。それもその怪我は、とうの稀勢の里戦で負ったもの。その因縁の相手との本割、優勝決定戦での二連敗。どれほど悔しかったことでしょうか。それも「怪我を押して出た」のは自分も一緒。にもかかわらず称賛はすべて因縁の相手にもっていかれてしまったのですから。

           

          実は私は、勝敗は既に取組前の土俵下で決まっていたようにも思います。画面に映し出される二人の顔を見たときに、「原因はこれか」と思ったのです。それは心の持ちようです。「人事を尽くして天命を待つ」という言葉がありますが、まさに稀勢の里はその境地にあったと思います。一方の照ノ富士はそうではなかった。その差が、手負いの二人の決定的な違いだったと思うのです。

           

          しかし、来場所の照ノ富士は、一皮むけてくるのではないかと感じています。怪我もしました。悔しい思いもしました。人間というものは、そういう苦難の先に本当の喜びが待っているものです。

           

          ただし待っているだけでは手に入りません。先ほどは「人事を尽くして天命を待つ」ことをご紹介しましたが、これはとことん努力をしてきた人間の、最後の最後の花舞台の時に必要な境地であって、日常の心構えではありません。

           

          「天命を信じて人事を尽くす」

           

          経営者として、この心境で利益という成果を求めて日々精進していきましょう。

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            健康

            • 2017.03.21 Tuesday
            • 09:00

            お恥ずかしいお話しですが、先週末に体調を崩し、昨日予定していたイベントへの参加を見合わせるしかありませんでした。急な欠席で、多くの方に大変ご迷惑をおかけしてしまいました。

             

            わずか1か月前、吉丸先生から「悟りとは、失って初めて知る大事なことを、失う前に知ること」として、「両親」「連れ合い」「友人」「師」そして「健康」の5つのことを大事にするように教えていただいていました。1か月もしないうちにその教えを守れなくなるとは・・・。悟りへの道は遠そうです。

             

            また次のようなお話もお聴きしていました。

             

            「わかった!」のは、忘れていたことを思い出しただけ。英語を聴いても意味がわからないように、初めて聴くことが俄かにわかるはずがない。「知っていた私って、どんなに尊いんだろう」と褒めてあげて。忘れていたことに気付いた人が凄い。

             

            風邪はひき始めが大切で、「ちょっとおかしいかな?」と思ったらすぐに薬を飲み、水分を補給し、ゆっくり休むことが大切だということは、当然知っていました。しかしそれを思い出したのが、ことが起こった後では「わかっていなかった」「知らなかった」のと同じ。結局私は、まだまだ尊さ、凄さとはほど遠いところにいるようです。

             

            一方で、「きちんとした食生活が健康を担保する」とも教えていただいています。ただし「食材が大切」だとも。

             

            「物事には「見た目」「成分」「エネルギー」の3層がある。どんなに見た目がよくても、どんなに成分(栄養素)がよいとしても、エネルギーが入っていなければ意味がない」と。

             

            天地の恵みを一身に受けた旬のものを選んで、食生活にも気をつけていこうと、改めて感じました。これを機に、健康について考えていただければ、私の風邪も報われます。ぜひ見直しをしていただければ幸いです。

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              育成

              • 2017.03.13 Monday
              • 09:00

              先日、岡崎商工会議所様主催のひとづくり塾第11期生の修了式があり、18名の受講生が卒業されていきました。

               

              その最終講で、「最後に何か質問のある方はいらっしゃいますか」との問いかけに、ある受講生が勇気をもって手を挙げてくれました。その内容は、次のようなものでした。

               

              「この講座を通じて、部下に愛情をもって接することが大切だと学びましたが、私はどうしても部下に深い愛情を持つことができません。どうしたらよいでしょうか?」

               

              とても素直で、真摯に取り組もうとされたがゆえの心からの叫びともいえるこの質問に私は、次のように答えました。

               

              「稲盛和男さんの言葉に、ものごとに取り組もうとするときのあるべき心構えとして、「動機善なりや、私心なかりしか」というものがあります。本来はそうあるべきであり、その通りだと思います。」

               

              「しかし人は欲の塊。なかなかそうはいきません。かくいう私も欲の塊。偉そうに「愛情をもって育てましょう」などといっていますが、最初からそうであったわけではありません。いや、今でもそのような純情な心で育てられているか、甚だ疑問です。」

               

              「事実、私の本心は「こいつが早く育ってくれれば、それだけ俺が楽になる」なのだと思います。決して初めから愛情があるわけではない。でも欲塗れの動機で育てていても、部下が育ってくれれば嬉しいものですし、可愛くもなってくる。愛情が芽生えてきて、もっと育って欲しいと心から思えてくるようになるものなのです。」

               

              「よって、最初から愛情がある必要はない。動機は善でなくてもいい。私心塗れでも構わない。でも最終的には愛情がもてるようになるまで育て上げる。そういう気持ちで育てられてはどうですか?」

               

              最後には「気持ちが楽になりました。そういう気持ちで育てていきたいと思います」とすっきりされたようです。最後の最後にとても素晴らしい質問を、勇気をもってしてくださったYさんに心から敬意を表すと共に、感謝しています。ありがとうございました。

               

              皆さんもこれを機に社員さんや部下の方々との向き合い方を振り返ってみてはいかがですか?

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                変換

                • 2017.03.06 Monday
                • 09:00

                先日、あるテレビ番組で、

                「人は問題の原因を、自分に非がある場合は状況に求め、他人に対しては内面に求める」

                といった主旨の話がありました。

                 

                たとえば自分の行動で問題が生じた場合、「あのときはこういう状況だったから仕方がなかった」と、その原因を外に求めようとする。一方で他人の行動で問題が生じた場合、「あいつはああいう性格だからこういう問題を起こすんだ」などと、その人の内面にその原因を求める、というのです。「確かにその通りだ」と感じました。

                 

                そこでそれ以降私は、何か問題が起こったときに、その原因を求める自分の心に着目するようになりました。そしてこの理論の正しさに、改めて納得することができました。確かに「自分は外、他人は中」だったのです。

                 

                ただ、それに気づくだけでは意味がありません。このギャップは、人と人との間のトラブルの原因になっているわけですから、それを理解してトラブルを早期に解消する、ないしはもっと根源的に、トラブルを発生させないために利用しなければいけないのです。

                 

                問題が生じたとき、「自分は外、他人は中」という感情が生まれるのは自然発生的であり、これを止めることは難しいかもしれません。しかしこの理論を知り、活かそうとするならば、事態は変わります。具体的には、次のような“変換”を行うのです。

                 

                実際にトラブルが発生したとき、「俺はこういう状況だったから仕方がなかった。でもあいつがもっとこういう性格だったら、今回の問題は起こらなかった」という感情が芽生えるかもしれません。

                 

                しかしその次の瞬間に、「いや、そういう状況であったとしてもやるべきことがあったはずだ」と、常に原因は自分にないかと反省する、そして「あいつにも何かそうせざるを得なかった状況があったかもしれない」と、受容の精神を発揮するのです。要するに「自分は中、他人は外」への“変換”を実行するわけです。

                 

                私自身、この“変換”を何度か実施してみましたが、効果は結構あります。また、「自分は中」の思考が定着し、行動が伴うようになれば、トラブルそのものの発生も食い止めることができるようになると感じています。

                 

                皆さんもこの“変換”作業、実施してみてはいかがですか?

                 

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                  他力

                  • 2017.02.21 Tuesday
                  • 09:00

                  以前もご紹介した、吉丸房江先生とお会いしてきました。お会いするたびに多くの気付きと学びをいただくことができるのですが、今回は人間の本質についてお聴きした内容を一つご紹介しましょう。

                   

                  それは「人間はまず、人からしてもらうことから始まる」ということです。先生の言葉をお借りすると、次のようなお話しでした。

                   

                  ・動物は、独り立ちができるようにできていますが、なぜか人間だけは一人では生きていけないようにできています。動物は、生まれてすぐに立ち上がり自らお乳を求めますが、人間の子は1年も歩くことができず、母親が乳房を口元にもっていってあげなければ、お乳さえ飲むことさえできません。一人では生きていけない、支え合ってしか生きていけないから「人」と書くのです。

                   

                  ・人間は、まずしてもらうことから始まりますが、してもらっている間はそのことに気付かないものです。乳飲み子が「お母さん、ありがとう」と思っている訳ではないように。だから、何事も「当たり前」と思わず、してもらっていることをきちんと自覚しましょう。

                   

                  ・人は米一俵しか担ぐことができません。家族を食わせていくのが精いっぱい。もし仮にそれ以上の成果が出ているのであれば、それには必ず別の力が働いていると思いましょう。その力は、意外に見えていないことが多いもの。その“見えない力”とは何かを明らかにした上で、「ありがとうございます」と素直に受け取り、自分自身が役に立てると自覚できるとき、喜んでお手伝いさせていただくのです。

                   

                  ・素直に受け取ることができない人がいますが、それは自分がお返しをしたくない人、「人に迷惑を掛けたくありません」という人。でも迷惑を掛けあうのが人の常、迷惑を掛けあってお互いが成長し、よりよいものを生み出していくのが人間の世界です。迷惑を掛けたら、その人のために自分ができることが自覚できたとき、精一杯してあげたらいいのです。

                   

                  お話をお聴きして、なんだか気持ちが楽になりました。どこかで「迷惑を掛けてはいけない」と気張っていた部分が、「掛けちゃえばいいんだ。掛けちゃったら、自分ができることでお返しすればいいんだ」という解き放たれた気持ちになったのです。

                   

                  一方で、「人は米一俵しか担ぐことができない」との話に、どこかで奢っていた自分がいたように感じ、ドキッとしました。“米一俵の力”の自力を自覚し、“見えない力”の他力を常に意識して、感謝の心で日々を過ごしていきたいと思います。

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                    共生

                    • 2017.02.13 Monday
                    • 09:00

                    現在私は、会計事務所様向けのコンサルティング・ノウハウの構築をその役割のひとつとしています。その中で、以前では考えられなかった取り組みをしています。それは、競合他社との“共業”です。1件の事務所に対して、お互いの業(わざ)を提供し合うことで、より高い成果を求めようという取り組みです。

                     

                    まだ緒についたばかりで、“共業”による具体的な成果の差異は計れていませんが、間違いなく手応えを感じており、今後、パートナーを増やしていく方向で検討しているところです。

                     

                    他業界を見てみても、“共業”の動きは活発になってきているようです。

                     

                    たとえば運送業界では、A社に預けた荷物がB社のドライバーによって届けられる「協力会社への中継」が当たり前になりつつありますし、片道10時間かかるルートを、中間地点で互いに運んできたトレーラーを切り離し、交換して自分の本拠地の出発点に戻って相手の荷物をお届けする、などという取り組みもされています。

                     

                    このような、これまで競争相手であった企業同士が手に手を取って生き残りを賭ける“共生”の流れは、大きなうねりをもって進みつつあります。

                     

                    ただしこれらは、例えば「採用難」といった外部環境によって強制された“共生”というニュアンスが強いのですが、これからはもっと能動的に、積極的に取り組んでいく価値のあることだと感じています。

                     

                    もちろん人口減少からくる需要減、採用難などといった環境対応という側面もありますが、環境変化のスピードがより一層早くなっている昨今、お客様の期待に応え、よりよい製品・サービスを提供していこうとするとき、1社単独で考えるよりも、互いに異なる能力・ノウハウ・スキルを持った者同士が協力し合い、磨き合っていくことの価値が高いと感じるのです。

                     

                    時代は刻々と変化しています。これまでライバルであった企業をパートナーとしてみたときに何ができるか、どんな新たな価値を提供できるか、みなさんもそんな視点で見直してみる機会を設けてみてはいかがでしょうか?

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                      著者 亀井英孝

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