心境

  • 2017.03.27 Monday
  • 09:00

昨日、稀勢の里が横綱昇進直後の場所で、かつ大怪我に見舞われながらも、見事に優勝を果たしました。不甲斐ない取り組みを見たくなかったので、実況は見ませんでしたが、たまたま流れたつけたテレビのニュースで知り、慌ててネットで映像を貪り見ました。

 

決して美しい勝ち方ではなかったのですが、何としてでも優勝という結果を出そうという姿勢は、経営者が学ぶべき姿勢だと思います。経営者にとっての勝敗は、決算書によって表現されます。決算書は通信簿のようなもので、かつ損益は勝ち負けに通じます。赤字を出すのは負けと一緒で、何としてでも利益を出さなければなりません。もちろん粉飾などといった法を犯すことは断じて許されませんが、「絶対に利益を出すんだ」という姿勢は、経営者にとって欠かすことができないものです。結局のところ経営者としての優劣は、結果を出し続けることができるかどうかにかかっているとも言えます。

 

一方、何度も取り組みを再生した後、君が代斉唱中に稀勢の里が憚ることなく流す涙を見ながら、私の関心は、負けた照ノ富士に移っていました。「こいつは絶対に強くなる」と思ったのです。

 

彼も手負いの獅子でした。それもその怪我は、とうの稀勢の里戦で負ったもの。その因縁の相手との本割、優勝決定戦での二連敗。どれほど悔しかったことでしょうか。それも「怪我を押して出た」のは自分も一緒。にもかかわらず称賛はすべて因縁の相手にもっていかれてしまったのですから。

 

実は私は、勝敗は既に取組前の土俵下で決まっていたようにも思います。画面に映し出される二人の顔を見たときに、「原因はこれか」と思ったのです。それは心の持ちようです。「人事を尽くして天命を待つ」という言葉がありますが、まさに稀勢の里はその境地にあったと思います。一方の照ノ富士はそうではなかった。その差が、手負いの二人の決定的な違いだったと思うのです。

 

しかし、来場所の照ノ富士は、一皮むけてくるのではないかと感じています。怪我もしました。悔しい思いもしました。人間というものは、そういう苦難の先に本当の喜びが待っているものです。

 

ただし待っているだけでは手に入りません。先ほどは「人事を尽くして天命を待つ」ことをご紹介しましたが、これはとことん努力をしてきた人間の、最後の最後の花舞台の時に必要な境地であって、日常の心構えではありません。

 

「天命を信じて人事を尽くす」

 

経営者として、この心境で利益という成果を求めて日々精進していきましょう。

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    健康

    • 2017.03.21 Tuesday
    • 09:00

    お恥ずかしいお話しですが、先週末に体調を崩し、昨日予定していたイベントへの参加を見合わせるしかありませんでした。急な欠席で、多くの方に大変ご迷惑をおかけしてしまいました。

     

    わずか1か月前、吉丸先生から「悟りとは、失って初めて知る大事なことを、失う前に知ること」として、「両親」「連れ合い」「友人」「師」そして「健康」の5つのことを大事にするように教えていただいていました。1か月もしないうちにその教えを守れなくなるとは・・・。悟りへの道は遠そうです。

     

    また次のようなお話もお聴きしていました。

     

    「わかった!」のは、忘れていたことを思い出しただけ。英語を聴いても意味がわからないように、初めて聴くことが俄かにわかるはずがない。「知っていた私って、どんなに尊いんだろう」と褒めてあげて。忘れていたことに気付いた人が凄い。

     

    風邪はひき始めが大切で、「ちょっとおかしいかな?」と思ったらすぐに薬を飲み、水分を補給し、ゆっくり休むことが大切だということは、当然知っていました。しかしそれを思い出したのが、ことが起こった後では「わかっていなかった」「知らなかった」のと同じ。結局私は、まだまだ尊さ、凄さとはほど遠いところにいるようです。

     

    一方で、「きちんとした食生活が健康を担保する」とも教えていただいています。ただし「食材が大切」だとも。

     

    「物事には「見た目」「成分」「エネルギー」の3層がある。どんなに見た目がよくても、どんなに成分(栄養素)がよいとしても、エネルギーが入っていなければ意味がない」と。

     

    天地の恵みを一身に受けた旬のものを選んで、食生活にも気をつけていこうと、改めて感じました。これを機に、健康について考えていただければ、私の風邪も報われます。ぜひ見直しをしていただければ幸いです。

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      育成

      • 2017.03.13 Monday
      • 09:00

      先日、岡崎商工会議所様主催のひとづくり塾第11期生の修了式があり、18名の受講生が卒業されていきました。

       

      その最終講で、「最後に何か質問のある方はいらっしゃいますか」との問いかけに、ある受講生が勇気をもって手を挙げてくれました。その内容は、次のようなものでした。

       

      「この講座を通じて、部下に愛情をもって接することが大切だと学びましたが、私はどうしても部下に深い愛情を持つことができません。どうしたらよいでしょうか?」

       

      とても素直で、真摯に取り組もうとされたがゆえの心からの叫びともいえるこの質問に私は、次のように答えました。

       

      「稲盛和男さんの言葉に、ものごとに取り組もうとするときのあるべき心構えとして、「動機善なりや、私心なかりしか」というものがあります。本来はそうあるべきであり、その通りだと思います。」

       

      「しかし人は欲の塊。なかなかそうはいきません。かくいう私も欲の塊。偉そうに「愛情をもって育てましょう」などといっていますが、最初からそうであったわけではありません。いや、今でもそのような純情な心で育てられているか、甚だ疑問です。」

       

      「事実、私の本心は「こいつが早く育ってくれれば、それだけ俺が楽になる」なのだと思います。決して初めから愛情があるわけではない。でも欲塗れの動機で育てていても、部下が育ってくれれば嬉しいものですし、可愛くもなってくる。愛情が芽生えてきて、もっと育って欲しいと心から思えてくるようになるものなのです。」

       

      「よって、最初から愛情がある必要はない。動機は善でなくてもいい。私心塗れでも構わない。でも最終的には愛情がもてるようになるまで育て上げる。そういう気持ちで育てられてはどうですか?」

       

      最後には「気持ちが楽になりました。そういう気持ちで育てていきたいと思います」とすっきりされたようです。最後の最後にとても素晴らしい質問を、勇気をもってしてくださったYさんに心から敬意を表すと共に、感謝しています。ありがとうございました。

       

      皆さんもこれを機に社員さんや部下の方々との向き合い方を振り返ってみてはいかがですか?

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        変換

        • 2017.03.06 Monday
        • 09:00

        先日、あるテレビ番組で、

        「人は問題の原因を、自分に非がある場合は状況に求め、他人に対しては内面に求める」

        といった主旨の話がありました。

         

        たとえば自分の行動で問題が生じた場合、「あのときはこういう状況だったから仕方がなかった」と、その原因を外に求めようとする。一方で他人の行動で問題が生じた場合、「あいつはああいう性格だからこういう問題を起こすんだ」などと、その人の内面にその原因を求める、というのです。「確かにその通りだ」と感じました。

         

        そこでそれ以降私は、何か問題が起こったときに、その原因を求める自分の心に着目するようになりました。そしてこの理論の正しさに、改めて納得することができました。確かに「自分は外、他人は中」だったのです。

         

        ただ、それに気づくだけでは意味がありません。このギャップは、人と人との間のトラブルの原因になっているわけですから、それを理解してトラブルを早期に解消する、ないしはもっと根源的に、トラブルを発生させないために利用しなければいけないのです。

         

        問題が生じたとき、「自分は外、他人は中」という感情が生まれるのは自然発生的であり、これを止めることは難しいかもしれません。しかしこの理論を知り、活かそうとするならば、事態は変わります。具体的には、次のような“変換”を行うのです。

         

        実際にトラブルが発生したとき、「俺はこういう状況だったから仕方がなかった。でもあいつがもっとこういう性格だったら、今回の問題は起こらなかった」という感情が芽生えるかもしれません。

         

        しかしその次の瞬間に、「いや、そういう状況であったとしてもやるべきことがあったはずだ」と、常に原因は自分にないかと反省する、そして「あいつにも何かそうせざるを得なかった状況があったかもしれない」と、受容の精神を発揮するのです。要するに「自分は中、他人は外」への“変換”を実行するわけです。

         

        私自身、この“変換”を何度か実施してみましたが、効果は結構あります。また、「自分は中」の思考が定着し、行動が伴うようになれば、トラブルそのものの発生も食い止めることができるようになると感じています。

         

        皆さんもこの“変換”作業、実施してみてはいかがですか?

         

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          他力

          • 2017.02.21 Tuesday
          • 09:00

          以前もご紹介した、吉丸房江先生とお会いしてきました。お会いするたびに多くの気付きと学びをいただくことができるのですが、今回は人間の本質についてお聴きした内容を一つご紹介しましょう。

           

          それは「人間はまず、人からしてもらうことから始まる」ということです。先生の言葉をお借りすると、次のようなお話しでした。

           

          ・動物は、独り立ちができるようにできていますが、なぜか人間だけは一人では生きていけないようにできています。動物は、生まれてすぐに立ち上がり自らお乳を求めますが、人間の子は1年も歩くことができず、母親が乳房を口元にもっていってあげなければ、お乳さえ飲むことさえできません。一人では生きていけない、支え合ってしか生きていけないから「人」と書くのです。

           

          ・人間は、まずしてもらうことから始まりますが、してもらっている間はそのことに気付かないものです。乳飲み子が「お母さん、ありがとう」と思っている訳ではないように。だから、何事も「当たり前」と思わず、してもらっていることをきちんと自覚しましょう。

           

          ・人は米一俵しか担ぐことができません。家族を食わせていくのが精いっぱい。もし仮にそれ以上の成果が出ているのであれば、それには必ず別の力が働いていると思いましょう。その力は、意外に見えていないことが多いもの。その“見えない力”とは何かを明らかにした上で、「ありがとうございます」と素直に受け取り、自分自身が役に立てると自覚できるとき、喜んでお手伝いさせていただくのです。

           

          ・素直に受け取ることができない人がいますが、それは自分がお返しをしたくない人、「人に迷惑を掛けたくありません」という人。でも迷惑を掛けあうのが人の常、迷惑を掛けあってお互いが成長し、よりよいものを生み出していくのが人間の世界です。迷惑を掛けたら、その人のために自分ができることが自覚できたとき、精一杯してあげたらいいのです。

           

          お話をお聴きして、なんだか気持ちが楽になりました。どこかで「迷惑を掛けてはいけない」と気張っていた部分が、「掛けちゃえばいいんだ。掛けちゃったら、自分ができることでお返しすればいいんだ」という解き放たれた気持ちになったのです。

           

          一方で、「人は米一俵しか担ぐことができない」との話に、どこかで奢っていた自分がいたように感じ、ドキッとしました。“米一俵の力”の自力を自覚し、“見えない力”の他力を常に意識して、感謝の心で日々を過ごしていきたいと思います。

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            共生

            • 2017.02.13 Monday
            • 09:00

            現在私は、会計事務所様向けのコンサルティング・ノウハウの構築をその役割のひとつとしています。その中で、以前では考えられなかった取り組みをしています。それは、競合他社との“共業”です。1件の事務所に対して、お互いの業(わざ)を提供し合うことで、より高い成果を求めようという取り組みです。

             

            まだ緒についたばかりで、“共業”による具体的な成果の差異は計れていませんが、間違いなく手応えを感じており、今後、パートナーを増やしていく方向で検討しているところです。

             

            他業界を見てみても、“共業”の動きは活発になってきているようです。

             

            たとえば運送業界では、A社に預けた荷物がB社のドライバーによって届けられる「協力会社への中継」が当たり前になりつつありますし、片道10時間かかるルートを、中間地点で互いに運んできたトレーラーを切り離し、交換して自分の本拠地の出発点に戻って相手の荷物をお届けする、などという取り組みもされています。

             

            このような、これまで競争相手であった企業同士が手に手を取って生き残りを賭ける“共生”の流れは、大きなうねりをもって進みつつあります。

             

            ただしこれらは、例えば「採用難」といった外部環境によって強制された“共生”というニュアンスが強いのですが、これからはもっと能動的に、積極的に取り組んでいく価値のあることだと感じています。

             

            もちろん人口減少からくる需要減、採用難などといった環境対応という側面もありますが、環境変化のスピードがより一層早くなっている昨今、お客様の期待に応え、よりよい製品・サービスを提供していこうとするとき、1社単独で考えるよりも、互いに異なる能力・ノウハウ・スキルを持った者同士が協力し合い、磨き合っていくことの価値が高いと感じるのです。

             

            時代は刻々と変化しています。これまでライバルであった企業をパートナーとしてみたときに何ができるか、どんな新たな価値を提供できるか、みなさんもそんな視点で見直してみる機会を設けてみてはいかがでしょうか?

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              誇り

              • 2017.02.06 Monday
              • 09:00

              先週、千年経営研究会メンバーのお誘いで、八丁味噌のカクキューさんの工場見学に行ってきました。(http://www.kakukyu.jp

               

              30分間の見学コースで、案内をしてくれた女性が開口一番「当社は代々世襲制で」と仰いました。創業家承継を推奨する私としては、その一言に少しの驚きと、大きな喜びを感じました。それも実に堂々と、かつ自慢げにお話しされたのがとても印象的でした。そこには1645年創業で「始祖より数えて十九代」続く会社で働く誇りと喜びが詰まっているのだと感じました。

               

              また説明はとても分かりやすく、かつ伝統の味噌造りのありようを知ることができ、とても有意義な時間となりました。

               

              中でも驚いたのは、今でも重しに河原の石が使われていることでした。「地震があっても崩れない」との説明でしたが、浅はかな私は「3tもの石をわざわざ積み上げなくても、同じ重量の一枚板をクレーンで釣ればもっと簡単なのに」と思ってしまったのです。

               

              しかしそれは素人考えで、説明を聞けば今でも石積みを続けられている理由に大納得でした。これは現物を見ず、言葉だけで説明するのはとても難しいことですので、ぜひご自身の目と耳でお確かめください。どのような積み方をされているか、頭に映像を浮かべながらお聞きいただくと、その意味がご理解いただけると思います。

               

              それ以外にも見所が満載で、とても楽しく、かつ、伝統を守ることの大変さを感じることができた30分間でした。最後には、「八丁味噌」と「赤だし」のお味噌汁と、こんにゃくの味噌田楽を振る舞っていただきました。ぜひ「八丁味噌」と「赤だし」の違いも感じてみてください。また味噌パウダー入りのソフトクリームもお勧めです。

               

              今回の見学で一番印象深かったのは、冒頭にもお話しした通り、案内してくださった社員さんが、自信と誇りをもって説明していただけたことです。その方を含め、約20名の案内者がいらっしゃるそうです。「ぜひ他の者の話も聞いてみて下さい」とのことでしたので、ぜひ機会をみつけてお邪魔できればと思っています。皆さんも一度足を運ばれてはいかがでしょうか。

               

              最後に、連れて行ってくれたメンバーと、案内をしてくださった社員さんに心から感謝しています。ありがとうございました。

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                姿勢

                • 2017.01.30 Monday
                • 09:00

                先週は沖縄税理士会様に招かれ、研修会の講師を務めさせていただきました。「発足以来初めての経営に関わる研修」ということで、「どれだけ集客できるかわからない」と不安の声も聴かれていたようですが、なんとか80名超の参加をいただくことができました。

                 

                ただ、税に関わる内容だと「通常は150名程度で、ときには300名を超えることもある」とのことで、「経営に対する意識が低い」と嘆かれる研修担当の先生もいらっしゃいました。しかし私は正直、「結構来ていただけた」と感じています。過去の経験則から、きっと内地(沖縄の方がそれ以外の都道府県を指していう言葉)で開催した方が、もっと少ないと思うからです。

                 

                またその後、何件かの会員事務所に訪問させていただきましたが、その“学ぶ姿勢”に驚きました。事前のアポイントは所長先生に入れていたのですが、お伺いしてみるとほとんどの事務所で幹部職員の方が同席されました。そして滞在時間はずっと質問攻め。休むことなく繰り出される悩みや疑問は、尽きることがないのではないかと思われるほどでした。

                 

                徳川家の剣術指南を担当した柳生家の家訓に

                小才は、縁に会って縁に気付かず

                中才は、縁に気付いて縁を生かせず

                大才は、袖触れ合う縁をも生かす

                というものがあるそうです。今回出会った先生や職員さんたちは、まさに“大才”の心得えを実践されているのだと感じました。

                 

                これほど意欲のある職員さんがいらっしゃる事務所であれば、成長されることは間違いないだろうと確信しますし、そのような職員さんを育ててこられた所長先生を尊敬します。

                 

                どのようにして職員さんを育ててこられたのか、その疑問に対して、ある先生から「情報に飢えているんだと思う」との回答がありました。この声は、実はこれまでもよく沖縄の担当者から聴かされていました。

                 

                振り返って内地は本当に恵まれていると思います。しかしそのことが当たり前になってしまい、必要な情報を得ることを後回しにしてしまっているのではないでしょうか。どれだけ必要な情報に囲まれていても、それを活かすことができなければ何ともなりません。

                 

                自分たちがいかに恵まれた世界にいるかを今一度認識し、その恵みをきちんと生かして、社会に還元していくという姿勢を持ちたいものです。

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                  イベント

                  • 2017.01.23 Monday
                  • 09:00

                  先週の金曜日、1月生まれの社員30名を対象とした『誕生日会』を開催しました。

                   

                  これは、これまでも何度かご紹介させていただいた『未来創造ミーティング』にて多く聴かれた、「社員同士の交流をもっと深めていきたい」という声に応えるために、企画されたものです。

                   

                  私自身は10月生まれなのですが、1月生まれの役員不在、10月生まれが4人という状況の中で、栄えある初回の取りまとめをさせていただくことになりました。

                   

                  “初回”と表現しましたが、実際にはその頭に“再開”という文字が付きます。実は創業者・佐藤澄男が以前実施していたのです。先の要望を受け、何かできることがないかと検討した結果、佐藤に開いてもらっていた『誕生日会』を懐かしく思い出し、再開することにしたのです。

                   

                  12月末に実施を決定し、全社員に告知したのは1月5日の仕事始めの日という状況で、参加人数が少なくなってしまうことを危ぶんでいましたが、何とか2/3のメンバーに参加してもらうことができました。

                   

                  昨年2月にJPタワー名古屋に引っ越しをさせていただき、東京・大阪・福岡以外のメンバーはほぼ全員一か所に集まることができたのですが、実際には顔を合わせる機会も少なく、また毎日挨拶し合っているメンバーでも、じっくりと話をする時間を取ることは難しいのが実情で、今回の『誕生日会』は、とても充実したコミュニケーションの場となったようです。

                   

                  また、同じ月生まれということもあり、その結束力は相当高いものになったようです。私一人「蚊帳の外」という感もありましたが、参加メンバーが笑顔で、和気あいあいと話をしている姿には心温まるものがあり、私にとってもとても有意義な時間となりました。

                   

                  「またこのメンバーで独自で集まろう!」という声も聴かれました。新しいコミュニケーションの核ができたことをとても嬉しく思います。

                   

                  私が“お祭り男”だからなのかもしれませんが、“イベント”はとても有意義なコミュニケーション手段であり、モチベーションアップの機会だと確信しています。皆さんも“社内イベント”について、一度じっくり考えてみては如何でしょうか?

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                    段取り

                    • 2017.01.16 Monday
                    • 09:00

                    先週は、“段取り力”をテーマにお話しする機会が多くありました。今回は、その内容について、少しだけご紹介したいと思います。

                     

                    メインテーマは「“段取り力”の達人6か条」で、その内容は以下の通りです。

                     

                       ゞ般拡生時点で段取りする。

                     ∩瓩ぅ織ぅ潺鵐阿妊好吋献紂璽螢鵐阿垢襦

                     O海譴覆“ToDo”に落とし込む。

                     な鷙霆颪鮖弔后

                     ス夫した内容は、定型化・標準化する。

                     “自分納期”を守る。

                     

                    これだけだと、ちょっとわかりにくいかもしれませんね。ダメなケースを通して、その意味と価値を検証してみましょう。

                     

                    Aさんは、得意先であるB社に訪問した際、2週間後に大口案件の提案をする約束を取り付けることができました。これが決まれば、今年の目標は達成です。Aさんは意気揚々と手帳に訪問日を書き込むとともに、1週間前に準備の予定を入れました。

                     

                    しかし準備する予定の日は業務が立て込み、できず終い。その後も「明日やればいいか」と先延ばしを続け、結局、訪問前日まで全く手を付けることができませんでした。自分で決めた業務の納期、すなわち“自分納期”が守れなかったのです。

                     

                    さらに準備を始めてみると、B社社長との話がどのような内容であったか、その詳細がなかなか思い出せません。「ああ、報告書を残しておけばよかった」と大後悔。

                     

                    結局、ありていの提案しかすることができず、受注に結び付けることができませんでした。

                     

                    ではどうすればよかったのでしょうか?その答えが、上記の6か条です。

                     

                    まずは業務発生時点で段取りをします。今回のケースでは、B社訪問後すぐ、ということですね。その段階で、事前に「聴いておくべきこと」「伝えておくべきこと」「依頼しておくべきこと」「やっておかなければならないこと」「調査・検討すべきこと」「根回し・交渉すべきこと」を棚卸し、それらをきちんと手帳に落とし込みます。これを「“ToDo”する」といいます。

                     

                    日々の業務では何が起こるかわかりませんから、“ToDo”はできるだけ早いタイミングでスケジューリングし、かつ、自分で設定した納期を必ず守るようにします。もちろんできない日もあるでしょう。そうであっても、必ずその時点でスケジューリングし直すことが肝要です。

                     

                    また業務を進める中で工夫した内容は、それ以降の業務にも、また他の人にも参考になるように、定型化・標準化できれば最高ですね。

                     

                    リーダーは、何事にも他者の模範にならなければなりません。“段取り力”の達人となって、仕事の進め方に対しても範を示していただきたいと思います。

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                      著者 亀井英孝

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