手入れ

  • 2020.01.20 Monday
  • 09:00

先週、ある公園の清掃ボランティアに参加してきました。

 

いくつかの作業をさせてもらったのですが、その一つが、背丈くらいの植木の上や中に入り込んでいる大きな木から舞い降りてきた落葉を払い落とすと共に、枝の中に手を入れて、既に枯れている枝をポキポキと折って捨てるというもの。

 

最初、枝を折る作業はなんだか後ろめたかったのですが、「枯れた枝は若い枝が育つのを阻んでいるのです。折ってあげることが木のためなんです。亀井さん、木が喜んでますよ!」と言われて肚を括って思いっきりガサガサ手を入れ始めたら、これが実に楽しい!本当に「ポキポキッ!」といい音を出して折れてくれるんです。木が本当に喜んでくれているように感じました。

 

「手入れ」とは、「直すこと」「よい状態で保存するための繕いや世話」を意味します。まさに古くて不要になったものをきれいに整理し、次世代に活躍の場を与えることの大切さを感じながらの作業となりました。

 

もう一つが、地面に落ちた枯葉を取り除くこと。作業内容をお聴きしたときには「腐葉土となって栄養になるんだから、そのままにしておいた方がよいのでは?」と思いました。確かにその側面もあるとのことですが、一方で悪い菌などが繁殖してしまう恐れもあるのだそうです。だから、きちんと取り除いてあげることが大切で、栄養が必要であれば、別途散布してあげるとのこと。

 

浅はかな素人考えに気恥ずかしさを感じながら作業を始めたのですが、これが結構キツイ。腰を屈めながらの作業、雨水を含んだ枯葉は実に重く、90リットル入りのごみ袋に入れたものを廃棄場所に持っていくのがまた一苦労。森林問題が話題になっていますが、確かにこのような作業を続けていくことは大変なこと。時事問題の深刻さが身をもって感じられました。

 

およそ5時間の作業でかなりの筋肉痛になったのですが、振り返った公園は見違えるほど爽やかで、本当に喜ばれているように感じました。

 

もうひとつ、感激したことがありました。軽トラック一杯に積み込まれた枯葉たちを見上げていたあるお子さんが、「この木たちはこんなに重いものを背負っていたんだね。お疲れ様でした」と頭をペコリ・・・。

 

子供の感受性に頭が下がりました。私も黙って頑張ってる人を見逃さず、その努力を称えることを忘れないようにしたいと思います。

 

身体はきつかったのですが、とても学びの多い一日となりました。

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    困難

    • 2020.01.14 Tuesday
    • 09:00

    先日、愛知県が発表した「自動車業界の変化の影響等に関する動向調査」に関する報告書を拝見しました。https://www.pref.aichi.jp/soshiki/sangyoshinko/ankeito1901.html

     

    調査の目的は、CASE(※1)やMaaS(※2)といった自動車業界の大きな変化が、自動車産業の一大集積地である愛知県内の関連企業に与える影響や、当該企業の考え方やニーズを把握することにあるそうです。

     

    ※1「CASE」:C(コネクティビティ=接続性)+A(オートノマス=自動運転)

    +S(シェアード=共有)+E(エレクトリック=電動化)

    ※2「MaaS」:モビリティ・アズ・ア・サービス。自動車などの移動手段を、必要な

    時だけ料金を払ってサービスとして利用すること。

     

    県内企業597社から回答があったその調査結果は、とても興味深いものでした。

     

    まず、「自社の概況について」の項目の内、「自社独自技術の有無」について、全体の41.2%、4人以下の零細企業でも24.3%が「あり」と答えています。これには正直驚きました。と同時に、この点に日本の企業の強さがあるのだろうと感じました。

     

    一方で、「想定される自社への影響」において、「悪影響を受ける」14.2%、「分からない」41.5%(いずれもCASEとMaaSの5項目の平均値)としているにも関わらず、「対応して実施している取組」については、実に51.1%の企業が「何も行っていない」と回答している点において、大いに危機感を覚えました。

     

    さらには、「現在取り組んでいる新規事業」においても、「必要性は感じるが取り組んでいない」が23.8%と、CASEやMaaSといった未だ実感のないものへの対応のみならず、企業が常に取り組んでいかなければならない項目に対しても、「何も行われていない」実態に、少々暗い気持ちになりました。

     

    「今後10〜15年間の事業の見通し」において、「事業規模の縮小」12.6%、「事業の譲渡」5.1%、「休業または廃業」1.9%、合計19.6%という結果から、そのような企業の末路はこういうものかも知れないと感じました。

     

    「新規事業を行っていない理由」として「取り組むテーマがわからない」「開発できる人材がいない」「開発する時間がない」「開発する資金がない」「開発の進め方がわからない」などが挙げられています。

     

    しかし、「テーマや進め方が分からなければ聴けばいい」「人材がいなければ採用ないしは育てればいい」「時間がなければ作ればいい」「資金がなければ借りればいい」のです。

     

    ぜひこのコラムをお読みの皆さんは、そのような「できない理由」に対して、「ならばどうしたら可能になるか!」を真剣に考え、あらゆる困難にも立ち向かっていける経営体質を作り上げていっていただきたいと思います。

     

    困難は千年経営の道への登竜門です。

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      干支

      • 2020.01.06 Monday
      • 09:00

      明けましてお目出度うございます。今年もどうぞ宜しくお願い致します。

       

      今年も恒例の干支の解説から1年を始めましょう。

       

      2020年の干支は“庚子(かのえね)”です。

       

      “庚”とい字は、臼と杵で穀物を搗いている形からきていて、搗くことによって元の形から違うものへと「更(か)わる」「変化する」ことを表しているそうです。

       

      また“庚”は十干の7番目にあり、十干最初の甲(きのえ)から6番目の己(つちのと)が草木そのものを成長させる期間であるのに対し、庚からは、次世代を残すための準備をする段階に入ります。すなわち、花を咲かせ、実を成らせ、種を育む期間に入ることを意味するとのこと。

       

      つまり今年は、前年までに完成させた自分から不要なものを削ぎ落とし、これまで培ったものをベースに新しい環境の中で開花・結実させるための体制を整える年といえるでしょう。

       

      次に“子”ですが、ご存知の通り十二支の最初の年です。前年に結んだ種が新たに芽生えて、育ち始める年となります。

       

      また“子”は「冬至」を意味するそうです。冬至は一年で最も昼の時間が短い日ですが、この日を境に日が長くなり始めます。陰陽五行説によれば、陰が極まり陽に転じる、すなわち、動き出した陽気につられて、殻に押し込められていたエネルギーが初々しい活力をもって溢れ出すということです。

       

      ただし、そのエネルギーは良い方向にも悪い方向にも働いてしましますので、しっかりとした軸をもっておくことが必要ということでしょう。

       

      よって“庚子”は、昨年まで培ってきたもののうち、削ぎ落すべきものは勇気をもって捨て去り、継続すべきものは徹底して維持しつつ、新しい時代に合致した新しい自分へと変化させていくことが大切な年ということになるでしょう。

       

      ぜひ、動き出したエネルギーをよい方向に活かし、これまで培ってきたものを見極め、“変化”をテーマとして、自分を、そして組織を革新させていく1年にしていっていただければと思います。

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        チャレンジ

        • 2019.12.23 Monday
        • 09:00

        今年最後のコラムとなりました。1年間、お付き合いいただき、本当にありがとうございました。

         

        今年は私にとって少し長く感じた1年でした。それだけ充実していたのだと思います。実際に1年を振り返ってみると、例年に増して新しいことに取り組んできた1年でした。

         

        たとえば・・・

         

        ・全国6大都市をめぐる大規模セミナーの講師を拝命しました。

        ・新たなセミナーテーマを5本増やすことができました(無茶振りで増やされた?)。

        ・元中日ドラゴンズの岩瀬さんと一緒に講演をさせていただくことができました。

        ・10年ぶりに引き受けた仕事がありました(知る人ぞ知るSIP研修!)。

        ・今年に入って、倫理法人会からの講話の依頼が一気に増えました。

        ・社内では、新たな部門の運営に携わるようになりました。

        ・税理士事務所向けの本を出版しました(半年で増版が掛かるほど売れてます!)。

        ・「リベラルアーツ」という新しい分野の内容を学ぶ機会を得ました。

        ・久しぶりに海外旅行に行って来ました(社内の年間功労者の引率者としてカナダへ)。

         

        そして何より、千年経営研究会として新たな取り組み「後継者会」をスタートさせることができました。これは私にとって実に大きな出来事でした。千年経営研究会の原点に返ることができたように思います。企画・運営をしてくれている事務長に心より感謝しています。

         

        こうして振り返ってみて改めて思うことは、「常に新たなことにチャレンジしていかなければならない」ということです。そのことに気付かされた1年だったように思います。

         

        チャレンジには何かと“苦”が伴いますが、それを乗り越えたときの喜び、満足、達成感は、何ものにも代えがたいものです。そしてそれが誰かのためになるのであれば、これほどの幸せはありません。

         

        一方で、このままではやりっ放しになってしまう可能性があります。ぜひ来年は今年チャレンジしてきた内容を吟味して、より一層、深く充実した取り組みに昇華させていきたいと思います。みなさんもどうぞお付き合いください。

         

        今年1年、本当にありがとうございました。来年がより素晴らしい1年になることを心より祈念しています。

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          魅力

          • 2019.12.16 Monday
          • 09:00

          先日、ある社長から「立て続けに3人辞めてしまった」とのお話をお伺いしました。「やっと仕事ができるようになってきたところ」という3人は、結局他業種へ転職されたとのことで、さらにやるせなさを感じておられるようでした。

           

          辞められた理由をお聴きすると、少々理解に苦しむ内容でした。私も入社した頃は新人類と言われる種族でしたので、当時今の私くらいの年齢の方々に言わせれば「お前が言うな」となるのでしょうが・・・。

           

          ところが、同席した20代の当社社員は「何となくわかるような気がします」と言います。決して他山の石ではなさそうでした。

           

          詳細は控えますが、3人の退職理由は「将来のことを本当に考えているのか?」という内容。明確な将来設計なしに目先の興味や欲得を優先しているように思えたのです。またその選択は、単に目の前の苦労から逃げているようにも思えました。

           

          「将来のために苦労すべきことがある」私には当たり前に思えることに対して、どうも「それそれ、これはこれ」と完全に切り分けているように感じます。“それ”には「今」や「苦労」、“これ”には「将来」や「理想」を入れて考えてみてください。本来は切り離すことができないものを切り離して考えてしまっていることに問題を感じました。

           

          このような考え方に対して、私たちはどのように対処していけばよいのでしょうか。その後、いろいろと考えてみましたが、「今」や「苦労」を超越した「将来」や「理想」を見せてあげるしかないのではないかと思います。「未来の魅力」を熱く語り、そのための「今の苦労」を喜んで行えるように指導・啓蒙していくほかに道はないと思うのです。

           

          訪問後、同行した社員と食事をしながら私の思いを伝えました。翌日「本当に多くのことを学ばせていただきました。次はこれらを消化した上でお話しできればと思います」とのメールが届きました。やはり一度や二度では“消化”までには至らないようです。もっともっと話をしていかなければならないと感じました。

           

          「これをやるのは当たり前」「やって当然」と思うことでも、なぜそれをする必要があるのか、それをすることによってどんな魅力的な未来が待っているのか、本当に“消化”仕切るまで、彼の人生の本当の目標に“昇華”できるまで語る。そういう姿勢がより一層求められる時代なのだと思います。

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            金配り

            • 2019.12.09 Monday
            • 09:00

            先週の金曜日、名古屋市南区倫理法人会のモーニングセミナーにて、一般社団法人 倫理研究所の中西浩名誉研究員のお話をお聴きしました。

             

            “五配り”と名付けられたその講演内容は、とても含蓄のあることばに溢れ、40分の時間があっという間に過ぎていきました。

             

            “五配り”とは、目配り・手配り・足配り・気(心)配り・金配りの5つで、次のような意味合いになります(目配り・手配り・気(心)配りは、大辞泉(小学館)より抜粋)。

             

            目配り:いろんなところに注意を行き届かせること。

            手配り:物事をする際、ひとをそれぞれに振り当てて準備すること。また、必要なものを用意したり、段取りを付けたりすること。てはい。

            足配り:足を運ぶこと。

            気(心)配り:あれこれ気を遣うこと。手抜かりがないように注意すること。

            金配り:お金を使うこと。

             

            話の中心は“目配り”のことだったのですが、私が一番心に残ったのは“金配り”でした。「金配りが一番難しい」と重く低い声で言われたときは、「本当にそうだ」と感じました。

             

            「金額」「出すタイミング」「使う場所」「渡し方」などなど・・・。確かにすべてが難しい。「人間としてのいろんなものが絡んでいる」との解説に、唸るばかりでした。

             

            一方で、どこか軽く考えている自分もいることに気付かされました。「これくらいでいいだろう」「人の言う通りにしておけば問題ないだろう」と、あまり深く考えずにお金を出していることが多いように思うのです。

             

            「人間としてのいろんなものが絡んでいる」ということは、“金配り”はまさに自分の人格、人間性の表れなのではないかと感じ、少しゾッとしました。

             

            個人の問題に限らず、会社における“金配り”も、社格や社会性の表れと考えられます。そして会社における“金配り”は、まさに経営者の器の証といえるでしょう。

             

            今回のお話をお聴きして、今後一層“金配り”に心を配り、人格・人間性を高めていける使い方を心掛けていきたいと思います。みなさんも“金配り”について、少し考えてみてはいかがでしょうか?

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              • 2019.12.02 Monday
              • 09:00

              先日、ある社長から相談を受けました。その方は、数年前にお子様がいらっしゃらない創業社長から、社員数約50名の会社を任されました。

               

              引継ぎ当初はまずまずの滑り出しだったそうですが、徐々に社員さんとの関係がぎくしゃくしてきたのだとか。「言うことをきかない」「文句ばかり言う」など、前半のお話しは、社員さんに対するグチ・ボヤキのオンパレード。相当、鬱憤が溜まっていたようです。

               

              お話しの中で、「私は何も変わっていない」という言葉が出てきました。私は「それが大問題」と答えました。社員の意識のまま、社長という、社員を統べる立場に就いてしまったことそのものが問題だと感じたのです。

               

              話をお聴きすると就任当初、何事に対しても「みんなで一緒に考えよう」という姿勢だったのだったとのこと。もちろん、みんなで考えることは大切なことです。でも決めるのは社長。最終的には社員が社長に将来の行く末を尋ねるのは当然のことです。ところが何でもかんでも自分に委ねようとする社員にだんだん苛立ちを感じ始めてしまった。

               

              そのうち、新たにできた複数の社長仲間から「社長は孤独」と聴かされた彼は、どんどん社員さんとの距離を置き始め、徐々に当初と真逆の独裁者的経営者へと変貌し、一層社員さんとの壁を厚くされていったようです。

               

              私はまず「どんな会社にしたいですか?」と尋ねました。出てきた答えは、今の業務をどう円滑に回すかに関わることばかりでした。最後まで魅力的な将来像が出てくることはありませんでした。

               

              そんな彼に私は「社長は孤独ではない」と、2つの理由をお伝えしました。

               

              ひとつは、夢を一緒に叶えることができる社員さんがいること。ただし、その夢を見させてあげるのは社長の仕事。

               

              もうひとつは、同じような悩みを抱える社長仲間がいること。社長仲間は、グチ・ボヤキのはけ口ではなく、共に良い会社を作っていくための相談役。

               

              そのうえで、「まず、どんな会社にしたいか考え、どうしたら社員さんと一緒になって理想の会社を作っていけるようになるかを検討してみてください」とお伝えしました。

               

              「夢を示せていなかった」ぽつりと口にされた彼は、当初肩を落とされていましたが、そのうち、「夢で会社をまとめていきます!」と力強く宣言して帰っていかれました。

               

              経営者とは夢を与える仕事である。みなさんも改めてその役割について深く考えていただきたいと思います。

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                思い

                • 2019.11.25 Monday
                • 09:00

                先日、開業5年目の社長とお話しする機会がありました。勤務先から「ウマが合って、売上が作れる後輩」2人を引き連れての開業だったとのこと。

                 

                ところが、その仲のよさは、あくまでも立場が同等だったから成り立っていたものであり、社長と社員という関係になったとたん、激変してしまったのだそうです。言うことは聴かない、文句ばかり言う、二言目には「だったら給料を上げてください」。結局、自分だけが馬車馬のように働かざるを得ず、1年経った頃には「半鬱状態になってました」のだとか。

                 

                そんな状態を見かねた友人がいろいろと相談に乗ってくれた。そして、その彼と話をするうちに、「会社は彼のように気持ちが共有できる人間とやるべきだったのではないか?」と思い始め、いつしか「彼と一緒にやっていきたい!」と思うようになったそうです。

                 

                でも、もう失敗はしたくない。「入って欲しい」という気持ちをグッと抑えて、「どんな会社にしたいのか?」「どんな人と一緒に仕事がしたいのか?」「社会に対してどんなお役に立ちたいのか?」など、徹底的に自分の気持ちを伝え、また話し合いの中から新たな気付きを得ながら、互いの気持ちがどんどん共有されていくのを感じられるようなっていかれた。

                 

                そんな折、問題社員2名が問題を起こして退職。「神様の導きに違いない」と確信し、「一緒にいい会社を作っていきたい!」と思いのたけを伝えられたところ、二つ返事で入社を決めてくれたとのこと。さらには、「彼らなら思いが共有できる」というメンバーを2人連れてきてくれた。結局、4名体制で再スタートを切り、わずか2年で社員数15名体制にまでにされておられました。「同じ気持ちで働ける仲間と一緒に仕事ができることが一番嬉しいです」と満面の笑みをたたえてお話しになる姿がとても印象的でした。

                 

                かのジャック・ウェルチは、「能力のある人材は必要だ。但し、理念が共有できるものに限る」と言っています。私もその通りだと思います。

                 

                この社長は最初、ただ「売り上げを作れる人間」というだけで声をかけて失敗されました。その失敗を通じて、「思いを共有できる人と一緒に働きたい」と強く念願し、確信が持てるまでその努力と時間を惜しまれなかった。その結果が今に繋がっているのだと思います。

                 

                「能力よりも思いの共有」

                 

                私も改めてその大切さをかみしめ、今何をなすべきかを考えてみたいと思います。

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                  挑戦

                  • 2019.11.18 Monday
                  • 09:00

                  先々週、岡崎商工会議所「ひとづくり塾」にて特別講義があり、株式会社 山崎製作所(静岡市清水区)の山崎かおり社長にお話しをいただきました。

                  https://yamazaki-metal.co.jp/

                   

                  昭和42年にお父様が塗装業として創業され、現在は機械板金加工業として医療・食品・自動車・工作機械など、あらゆる分野の板金加工をされています。今では、自社オリジナルのアクセサリーやインテリアも手掛けられ、オリンピック関連商品も製作されているとのこと。https://www.bankin-ya.jp/

                   

                  社長が会社を継がれたのは平成21年9月。リーマンショック直後で業績は最悪。またワンマン経営者であった社長と社員とが反目し合い、労使関係もまた最悪だったのだとか。

                   

                  そんな会社を継ごうと思われたのは、子供のころから面倒を見てくれた、そして自分を育ててくれた会社を守ってきてくれた社員さんの生活を守りたい、その一心だったそうです。

                   

                  社長を継いでまず行われたのは、社員アンケート。その回答の中には、

                   「うちの会社はお客さんの奴隷だ」

                   「板金屋に勤めてるなんて恥ずかしくて言えない」

                  といった内容で、愕然とされた。そして、

                   「社員の誇り、職人の誇りを取り戻す!」

                  と固く誓われ、覚悟を決められました。

                   

                  まず取り組まれたのは社員全員での理念づくり。ホームページにも記載されているその理念は、「自分たちの理念は自分たちで決める!」との思いの下、社員さんたちの心からの言葉をまとめたもの。

                   

                  そして事業戦略もみんなで考え、「富士山をみんなで登っていこう!」との思いで名付けられた事業戦略書「富士山マップ」を毎年みんなで見直し。

                   

                  朝礼や研修会のほか、BBQや卓球大会、または社内SNSでコミュニケーションを深めると共に、完全週休二日制、時間有給制度、健康経営への取り組みなど、働き方改革にも着手。

                   

                  設備のIOT化を進めると共に、技能継承のためのキャリアアップ支援にも取り組まれ、国家資格「板金技能士」には全社員25名中、社長を含め14名が合格されています。

                   

                  このようなさまざまな取り組みが功を奏し、恥ずかしくて言えなかった板金屋さんに、20代・30代が12名、そのうち女性が5名と、次世代の若い人たちが、イキイキ・ワクワク働ける会社に革新されました。凄いことだと思います。娘さんも自らの意思で入社されたとのこと。

                   

                  会社を潰さない唯一の方法として貫いている信条とご紹介いただいた

                  「人がどう思おうが、どう言おうが、自分らしく、進みながら強くなっていく!」

                  「後ろは見ない。挑戦し続ける!」

                  を全うされているその内容に、ただただ感銘を受けました。

                   

                  1時間では到底話尽くされないご苦労もあったかと思います。今一度お会いして、より深い話をお聴きしてきたいと思います。とても有意義な時間でした。

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                    イベント

                    • 2019.11.11 Monday
                    • 09:00

                    昨日、福岡マラソンに参加する当社社員2名を応援しに行って来ました。朝8時出発ということで、当日入りした私はスタートには間に合わなかったのですが、交通規制をかいくぐって、20km地点とゴール手前の2か所で声援を送ることができました。

                     

                    福岡マラソンでの応援は今回で2回目だったのですが、下は10代、上は90歳を超える方も参加されていたとのことで、その参加者の多さと年齢のバリエーションに圧倒されました。

                     

                    ランナーの中には福岡で知り合った経営者の方も何名かいらっしゃいました。颯爽と走り去る姿はみなさん実にスマートで、日頃は感じないカッコよさがありました。

                     

                    その中でも、私が最後にお会いした3年ほど前は、ぽっちゃりを超えた体型で不健康さを前面に出されていた方が体つきまでスマートになり、実に健康的になっておられたのにはとても驚きました。残念ながらお話を伺うことができませんでしたが、相当の努力をされたのだと思います。

                     

                    今回、マラソンの応援をさせてもらって改めて感じたのは健康の大切さです。日頃、運動不足の私がいきなりマラソンに参加することが難しいでしょうが、健康増進に向けてできることをちゃんと考えたいと思いました。

                     

                    また、今年は当社社員が4名応募し、うち2名が当選したのですが、いくつかの企業が揃いのユニフォームを着て、仲良く走っている姿を見て、当社も作ってあげればよかったかな?と反省しました。

                     

                    一方で、応援する方々にも感動しました。ご自身とは直接関係ないランナーにも大きな声で声援を送る姿は、とても清々しいものでした。ランナーとして参加しなくても、応援をすることにも大きな意義を感じました。

                     

                    以前からお話ししていますが、みんなで参加するイベントは、好ましい組織風土を醸成するためにはとても有効なものです。今回は福岡支店メンバー限定でのマラソンというイベントでしたが、他の拠点においても社員の一体感を醸成できるようなイベントへの参加を検討してみたいと思います。

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                      著者 亀井英孝

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