挑戦

  • 2019.11.18 Monday
  • 09:00

先々週、岡崎商工会議所「ひとづくり塾」にて特別講義があり、株式会社 山崎製作所(静岡市清水区)の山崎かおり社長にお話しをいただきました。

https://yamazaki-metal.co.jp/

 

昭和42年にお父様が塗装業として創業され、現在は機械板金加工業として医療・食品・自動車・工作機械など、あらゆる分野の板金加工をされています。今では、自社オリジナルのアクセサリーやインテリアも手掛けられ、オリンピック関連商品も製作されているとのこと。https://www.bankin-ya.jp/

 

社長が会社を継がれたのは平成21年9月。リーマンショック直後で業績は最悪。またワンマン経営者であった社長と社員とが反目し合い、労使関係もまた最悪だったのだとか。

 

そんな会社を継ごうと思われたのは、子供のころから面倒を見てくれた、そして自分を育ててくれた会社を守ってきてくれた社員さんの生活を守りたい、その一心だったそうです。

 

社長を継いでまず行われたのは、社員アンケート。その回答の中には、

 「うちの会社はお客さんの奴隷だ」

 「板金屋に勤めてるなんて恥ずかしくて言えない」

といった内容で、愕然とされた。そして、

 「社員の誇り、職人の誇りを取り戻す!」

と固く誓われ、覚悟を決められました。

 

まず取り組まれたのは社員全員での理念づくり。ホームページにも記載されているその理念は、「自分たちの理念は自分たちで決める!」との思いの下、社員さんたちの心からの言葉をまとめたもの。

 

そして事業戦略もみんなで考え、「富士山をみんなで登っていこう!」との思いで名付けられた事業戦略書「富士山マップ」を毎年みんなで見直し。

 

朝礼や研修会のほか、BBQや卓球大会、または社内SNSでコミュニケーションを深めると共に、完全週休二日制、時間有給制度、健康経営への取り組みなど、働き方改革にも着手。

 

設備のIOT化を進めると共に、技能継承のためのキャリアアップ支援にも取り組まれ、国家資格「板金技能士」には全社員25名中、社長を含め14名が合格されています。

 

このようなさまざまな取り組みが功を奏し、恥ずかしくて言えなかった板金屋さんに、20代・30代が12名、そのうち女性が5名と、次世代の若い人たちが、イキイキ・ワクワク働ける会社に革新されました。凄いことだと思います。娘さんも自らの意思で入社されたとのこと。

 

会社を潰さない唯一の方法として貫いている信条とご紹介いただいた

「人がどう思おうが、どう言おうが、自分らしく、進みながら強くなっていく!」

「後ろは見ない。挑戦し続ける!」

を全うされているその内容に、ただただ感銘を受けました。

 

1時間では到底話尽くされないご苦労もあったかと思います。今一度お会いして、より深い話をお聴きしてきたいと思います。とても有意義な時間でした。

  • 0
    • -
    • -
    • -
    • -

    イベント

    • 2019.11.11 Monday
    • 09:00

    昨日、福岡マラソンに参加する当社社員2名を応援しに行って来ました。朝8時出発ということで、当日入りした私はスタートには間に合わなかったのですが、交通規制をかいくぐって、20km地点とゴール手前の2か所で声援を送ることができました。

     

    福岡マラソンでの応援は今回で2回目だったのですが、下は10代、上は90歳を超える方も参加されていたとのことで、その参加者の多さと年齢のバリエーションに圧倒されました。

     

    ランナーの中には福岡で知り合った経営者の方も何名かいらっしゃいました。颯爽と走り去る姿はみなさん実にスマートで、日頃は感じないカッコよさがありました。

     

    その中でも、私が最後にお会いした3年ほど前は、ぽっちゃりを超えた体型で不健康さを前面に出されていた方が体つきまでスマートになり、実に健康的になっておられたのにはとても驚きました。残念ながらお話を伺うことができませんでしたが、相当の努力をされたのだと思います。

     

    今回、マラソンの応援をさせてもらって改めて感じたのは健康の大切さです。日頃、運動不足の私がいきなりマラソンに参加することが難しいでしょうが、健康増進に向けてできることをちゃんと考えたいと思いました。

     

    また、今年は当社社員が4名応募し、うち2名が当選したのですが、いくつかの企業が揃いのユニフォームを着て、仲良く走っている姿を見て、当社も作ってあげればよかったかな?と反省しました。

     

    一方で、応援する方々にも感動しました。ご自身とは直接関係ないランナーにも大きな声で声援を送る姿は、とても清々しいものでした。ランナーとして参加しなくても、応援をすることにも大きな意義を感じました。

     

    以前からお話ししていますが、みんなで参加するイベントは、好ましい組織風土を醸成するためにはとても有効なものです。今回は福岡支店メンバー限定でのマラソンというイベントでしたが、他の拠点においても社員の一体感を醸成できるようなイベントへの参加を検討してみたいと思います。

    • 0
      • -
      • -
      • -
      • -

      指導

      • 2019.11.05 Tuesday
      • 09:00

      先日、千年経営研究会で今年から新たに企画・運営されている「後継者会」に参加してきました。参加者それぞれが近況を報告し合い、忌憚のない意見を交わされました。

       

      その中で、複数の後継者から、

       

      「自分よりも社歴も年齢も上の方をどう指導したらよいかがわからない」

       

      という悩みが報告されました。その理由は、

       

      ・新規営業ができず、入ってきたばかりの新人に実績で抜かれてしまっている。元々、営業に向かないと思うんだけど、どう接したらよいかわからない。

      ・社長と同じような年で、役職も上なのにも関わらず仕事をせず、指摘をしてものらりくらりとかわされる。社長に言っても埒が明かない。

      ・問題を見つけても、モチベーションが下がることを考えると、指摘もできない。

       

      など、さまざまだったのですが、結局のところ、参加した後継者の間では明確な答えは出ませんでした。

       

      そこで私から、

       

      「後継者が指導できることなど何もない。どんな会社にしたいか、どんな部署にしたいかを語って、自らを磨いていくしかない」

       

      とお話しした上で、

       

      「話を聴いていると、単にできない人のできてない部分をあげつらっているようにしか聴こえない。彼らに対する成長や変革への期待が感じられない。期待のない指摘は単なる悪口に過ぎない」

       

      とお伝えしました。

       

      今回はあくまでも後継者が対象でしたが、この内容は、どなたにでも当てはまるものではないかと思います。「指導」とか「指摘」という言葉は、相手に非があることを前提として使われる言葉です。しかし、本当にその原因は相手にあるのでしょうか?

       

      自分が変われば相手も変わる

       

      目の前にある問題に対して、

       

      「自分がどう変わったらこの問題を解決することができるだろうか?」

       

      と考えるところに、問題解決の糸口が見つかるものなのだと思います。

      • 0
        • -
        • -
        • -
        • -

        経営計画

        • 2019.10.28 Monday
        • 12:48

        先週の土曜日、千年経営研究会のメンバーであり、私ども名南経営のOBでもある伊藤圭太さんが代表を務める「中京会計 伊藤圭太税理士事務所」様の第13期経営計画発表会に特別講師として招かれ、毎度おなじみの事業承継に関する講演をしてきました。

         

        13期の経営計画ということは丸12年、干支一回りを満了されたということ。これまでのさまざまな苦難を知っているだけに、大変感慨深いものがありました。

         

        今回は私の話はさておき、中京会計が続けられている経営計画発表会について少しお話ししたいと思います。

         

        「開業時は、A4・4枚の計画書を、ひとり神棚に向かって発表した」

         

        という伊藤さんの経営計画に対する思い入れは、とても大きく、熱いものです。そしてそれは、開業の原点といえるものでもありました。

         

        開業当初から、「中小企業に夢と感動の経営を!」を経営ビジョンとし、その実現の最大の要諦を経営計画の立案・実践であると位置づけられ、その価値をお客様に感じていただくためにも、まずは自社がその先駆者たろうとされています。

         

        実際に、「夢と感動の経営」の賜物としてお客様の利益にとことんこだわり、その実現のための計画を立案し、実践されています。その結果、国税庁発表の法人税申告法人の中に占める利益計上法人の割合は、平成29年度実績でわずか34.2%のところ、中京会計のお客様においては何と71.2%、全国平均の倍以上の成果を出されています。「最終的には100%を目指す」と仰っています。頼もしい限りです。

         

        また社内においても、たとえば生産性の向上というテーマにおいては、一人1時間あたり売上高が2016年に2,376円だったものが昨年は4,245円と、確実に成果を上げられています。

         

        さらに現在では「CHUKYO−LAND構想」なるものを掲げられ、さらなる高みを目指し、その実現に向けてきちんと計画を立案されています。「二回り目の満了時には第一次構想を実現する」とのこと。間違いなく実現するだろうと確信しています。

         

        私も経営計画はどの企業においても必要不可欠なものだと考えています。そして、これほどの成果を出されている会社があります。みなさんもこれを機に経営計画の立案・実践を検討されてはいかがでしょうか?

        • 0
          • -
          • -
          • -
          • -

          感謝

          • 2019.10.21 Monday
          • 09:00

          先週の金曜日、私どものグループ会社である名南M&A株式会社で、この1年間にお世話になった方々をお招きして、「感謝の集い」なるイベントを開催しました。

           

          M&Aという仕事は、会社を譲りたい方、譲り受けたい方双方の存在があって初めて成り立つものです。まずは、それらの方々との出会いがなければなりません。

           

          また、単に出会うだけではだめで、双方の合意があって初めて成立します。しかし、環境も生い立ちも異なる二つの会社、そしてそれぞれの経営者たちがお互いに分かり合い、受け容れあうのには、相当の時間を要すると共に、相互の思いを代弁したり、または翻訳したりする存在がどうしても必要となります。

           

          今回お招きしたのは、当該ニーズをもつ会社をご紹介いただき、なおかつ私どもとの橋渡しの役割を担っていただいた方々です。名南M&Aという会社が世に存在し続けられるのは、まさにご参加者の存在のおかげさまと言っても過言ではありません。

           

          2時間程度のささやかな宴席ではありましたが、まずまずご満足いただけたようで、ホッとしているところです。

           

          また、M&Aという共通のテーマをもつ方々ですから、相互の情報交換が活発に行われていました。本来であれば私どもから感謝の気持ちをお伝えしなければならないところですが、席にお伺いすると他の席にご挨拶に行かれていて、油断をしていますと、先方からご挨拶をいただいてしまった、ということも何度もありました。それほどに情報を求められているということであり、今回の場が、そのニーズに少しでもお役に立てたのではないかと思います。

           

          いずれにしろ、このような形式ではなくても、お世話になった方々へ感謝の気持ちをきちんと伝える機会を設けることは大切なことだと思います。またその機会が、その方々にとっても価値のあるものであれば、より一層良好な関係を築くことができます。

           

          今回で4回目のイベントでしたが、今後とも続けていきたいと思っています。みなさんも自社にマッチした方法を検討されてはいかがでしょうか?

          • 0
            • -
            • -
            • -
            • -

            変革

            • 2019.10.15 Tuesday
            • 09:00

            先日、5年ぶりにある社長とお会いしました。正直、「あまり会いたくない」方だったのですが、部下からの依頼で、しぶしぶお会いすることになったのです。

             

            5年前にお会いしたときの彼は非常に横柄で、私の話を聴いているのかいないのか、話の途中で部下に指示を出されたり、「それはいいけど、これはどうなの?」などと、とにかく高圧的かつ自分本位で、途中からは話す気もなくなりました。訪問前に、退職者が多いとは聴いていましたが、「これでは仕方がない」と思わざるを得ませんでした。

             

            ところが今回お会いした際には、そんな感じはまったくありませんでした。「あの頃は、1年間に8割の社員が辞めていきました」そう切り出された私の目の前にいる人は、朗らかな笑顔、柔軟な物腰、穏やかな話し方など、それはもう別人かと思えるほどでした。

             

            当時は創業して3年目だったそうです。とにかく馬車馬のように働いて、気付いたら20名ほどの組織になっていたものの、人は定着せず、入れては辞め、入れては辞めの悪循環。ついてこない社員を罵倒する毎日だったのだとか。

             

            ところがあるとき友人から、「もう少し自分を見詰め直した方がいいぞ」とのアドバイスをもらって、初めて自分にベクトルが向かったとのこと。「もうどうしたらいいかわからず、素直に受け入れるしかなかった」彼は、その友人の勧めもあり、心理学を学ばれたのだそうです。

             

            そこで、「人との違いを知り、受け容れ、活かす」という、私が個性學で教えていただいた真理に気付かれ、それから「すべての原因は自分にある」と、これまでの考え方を180度変えることで、50名近い組織になった今では、この1年間退職者ゼロという、当時からは想像ができないほどの会社へと変革されたとのこと。

             

            お話ししていても、本当に同一人物とは思えないほどの変わりぶりで、「これだったら社員さんもついていかれるだろう」と素直に思えました。

             

            彼の変わりぶりにはとても驚かされましたが、一方で「人は変わることができる」ことに、改めて確証を得ることができました。そしてそのために最も必要なことは、「すべての原因は自分にある」という姿勢なのだと思います。

             

            まずは、今目の前に起きている問題を明らかにし、その問題を生んでいる自分の日頃の言動を振り返ってみる。ときには、人の目に映っている自分に素直に耳を傾けるという姿勢も大切だと思います。

             

            「自分が変われば相手も、周りも、すべてが変わっていく」

             

            私自身、ときどきに発生する問題に対して常に自責の心で臨み、自己を変革させ続けていきたいと思います。

            • 0
              • -
              • -
              • -
              • -

              指導

              • 2019.10.07 Monday
              • 09:00

              先週に引き続き、関市の「御刀鍛冶士 第二十五代 藤原兼房」こと加藤賀津雄氏からお聴きした内容から、今週は“指導”に関わるお話をしたいと思います。

               

              先週もお伝えした通り、刀鍛冶になるためには、最低5年の修行と文化庁の試験に合格する必要があります。さらに、合格した後、1年間は御礼奉公をするのが慣例なのだとか。

               

              御礼奉公を含めた修業期間は、なんと無給かつ手弁当なのだそうです。また、原則として副業やアルバイトも禁止されているとのことで、ある程度の貯えか仕送りがないと生活できません。また一発で合格すればよいのですが、そうでなければ必要資金は年々増えていってしまいます。

               

              その上、たとえ独立したとしても、刀鍛冶で食べていけるのは10人中3〜4人くらいなんだそうです。とても厳しい世界、余程の覚悟がなければ入門さえできませんね。

               

              さらに、その試験も決して簡単なものではないようで、たとえば今年の合格者は、受験者9名中4名のみ。さらに一発合格者はお一人のみだったとのこと。

               

              そのような厳しい試験なのですが、二十五代がこれまで育てられた6人のお弟子さんは全員一発合格されたとのこと。今年の唯一の一発合格者も、現在二十五代の下で修業されている方。ただよいものをつくられるだけではなく、人を育てることもできておられる。とても素晴らしいことです。

               

              どうしたらそのようなお弟子さんたちを育てることができたのかをお尋ねしたところ、返ってきた答えは“厳しさ”でした。

               

              二十五代ご自身、「兄弟子に厳しく育てられたからこそ今がある」と仰います。この世界では、たとえ弟弟子の失敗であったとしても、兄弟子が叱られるのだとか。その方は、自分が叱られることがわかっていても任せ、そして最後までやらせてくた。嫌われることがわかっていても厳しく叱責してくださったのだそうです。「そのときは嫌だった」そうですが、今ではその方に「感謝しかない」と言われます。

               

              そこで、ご自身のお弟子さんに対しても

              「今日やった失敗を、今日中に頭に叩き込め」

              「これでいいやと思うな。どれだけでも追及していけ」

              などと、日々厳しく指導されているのだそうです。その結果が、全員一発合格に繋がっているのだと思います。

               

               「失敗もするし、面倒くさいと思うこともある。でも取った以上、育てる責任がある」

              その言葉に、“育てる”ことの厳しさを感じることができました。改めて、“指導”に対する意識と姿勢を見直す機会にしたいと思います。

              • 0
                • -
                • -
                • -
                • -

                伝統

                • 2019.09.30 Monday
                • 09:00

                先週、私ども千年経営研究会が毎年行っている研修旅行で、岐阜県関市に行って来ました。その企画のひとつとして、「御刀鍛冶工 二十五代 藤原兼房」こと加藤賀津雄氏による鍛冶実演を拝見すると共に、お話を伺ってきました。本日は、その内容について、少しだけご紹介をさせていただきたいと思います。

                 

                関市では鎌倉末期から刀作りが始まり、多くの刀鍛冶がいらっしゃったのですが、先の敗戦でアメリカから刀づくりが禁止され、転廃業を余儀なくされたとのこと。室町時代に興った藤原家でも、南方戦線から帰還されたお父様が兄弟5人で包丁やナイフを製作する会社を立ち上げられ、生計を立てられるようになったとのこと。

                 

                しかし、日本の刀は「折り返し鍛錬」という世界に類を見ない製法で作られたもの。その技術を残すために、お爺様である二十三代を中心に国やアメリカに対して陳情を繰り返され、昭和27年にやっと製作が認められるようになったとのだとか。

                 

                但し、誰でも作ってよいというものではありませんでした。5年間刀鍛冶の下で修業した後、文化庁の試験に合格した者だけしか刀鍛冶として認められなくなったのだそうです。

                 

                更には製作本数が制限され、戦前は1日に10振りほど作っていたものが、長いもので15日に1振り、短いもので10日に1振りしか作れなくなってしまったとのこと。そのこともあってか、たとえ試験に合格したとしても、10人に34人しか食っていけない厳しい世界なのだそうです。

                 

                そんな中で、当家では42歳のご子息が既に二十六代を継がれています。そこまで続けられる理由をお尋ねしたところ、一言「残していかなあかんという気持ちだけ」と仰います。“伝統”を守っていく重さを感じました。

                 

                一方で、「お孫さんに継いで欲しいか」とお尋ねすると、「とても厳しい仕事。気軽に継いで欲しいと言えるものじゃない。ただ、自分たちの姿を見て、継ぎたいと思ってくれれば嬉しい」と。この言葉に、事業承継の本質を感じました。

                 

                「継ぎたいと思える会社にする」「継ぎたいと思ってもらえる経営者になる」

                 

                改めてその意義を、600年以上の重みをもって感じることができました。みなさんもご一緒に噛み締めてみてください。

                 

                最後に、この場を借りまして、今回の企画してくれた三好会メンバーと、他会ながら最大の協力をしてくれたH君に、心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。

                • 0
                  • -
                  • -
                  • -
                  • -

                  英知

                  • 2019.09.25 Wednesday
                  • 09:00

                  先日、当社で行っているインターンシップのメインとなる、実に5日間に亘る企画を開催しました。

                   

                  この企画は、最初の3日間、まずは私たち名南コンサルティングネットワーク(以下、名南CN)とはどのような理念をもち、どのような取り組みをしているのかを知ってもらった上で、「名南すごろく」と題して、創業を振り出し、あがりを事業承継として、企業が辿る歴史にはどのようなものがあり、それぞれのターニングポイントにおいて、名南CNが具体的にどのようなお手伝いをしているのかを学んでもらいます。

                   

                  その上で残りの2日間、そのような理念や役割・強みを持つ名南CNが、もし新規事業を行うならば、どのような事業が考えられるのかを、複数のグループに分かれて検討するという企画です。

                   

                  私は今年初めてその発表の場に参加させていただきましたが、実に楽しく、有意義な時間を過ごさせていただきました。

                   

                  何より、何ものにも囚われない自由な発想での提案には、日頃いかに固定観念や過去の因習に縛られているかを痛感させられました。特に、「できない理由」から発想していては絶対に出てこないような提案には、目から鱗が落ちる思いがしました。確かに実現可能性は難しいのかもしれませんが、そのような発想ができなくなってしまっていることに、危機感すら覚えました。

                   

                  これはとても大切なことで、何か新しいことを始めようとしたり、何か改革を進めなければならないことが生じたとき、社内の英知を集めるだけでは限界があることを如実に表す事例だと思います。

                   

                  よって経営者・経営陣は、意図的かつ積極的に社外に飛び出し、かつ自らをさらけ出して、社内では得ることができない英知を集めなければなりません。

                   

                  特に経営者は経営者同士、後継者は後継者同士にしかわからない、理解できない内容も多いものです。同じような立場の人たちが集まる場所に積極的に足を運ばなければなりません。

                   

                  今回のインターンシップに参加させていただいて、その必要性を改めて感じさせていただきました。

                   

                  私ども千年経営研究会も、毎月1回、各地で会合を開いています。また今年から、後継者会という新しい企画も始まりました。ぜひお近くの会員にお声がけいただき、積極的にご参加いただくことをお勧めいたします。

                  • 0
                    • -
                    • -
                    • -
                    • -

                    健康

                    • 2019.09.17 Tuesday
                    • 09:00

                    先日、ある社員の退院に付き添ってきました。2週間ほど前に東京から出張で本社に来ていたその社員は、帰りの新幹線を待つ間、他の社員との懇親を目的に居酒屋に立ち寄ったところ、その場で倒れて救急車で運ばれ、そのまま名古屋の病院に入院していたのです。

                     

                    緊急搬送されたと聴いたときには、血の気が引く思いをしました。まず思い浮かんだのは、もちろん「大丈夫だろうか?」「命に別状はないだろうか?」という気持ちでした。そして、少し落ち着きを取り戻したころに浮かんだのは、「働き方に問題はなかっただろうか?」というものでした。

                     

                    彼が所属していたのは、当社の中でも労働時間の短い部署ではありましたが、部門責任者として過度なプレッシャーをかけていなかったか、こちらが把握していない業務をしていたのではないか、との疑いは拭いきれるものではありません。

                     

                    結局のところ、それらの問題の可能性は低く、彼自身「自分の不摂生がすべてです」と言ってくれていますが、その言葉に安住することなく、このような不安を根こそぎ解消するため、社内の総点検をしようという思いを強くもちました。

                     

                    みなさんは『健康経営』という用語をお聴きになったことはありますか?「特定非営利活動法人 健康経営研究会」のホームページ(http://kenkokeiei.jp/whats)によれば、

                     

                    「企業が従業員の健康に配慮することによって、経営面においても 大きな成果が期待できるとの基盤に立って、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践することを意味しています。従業員の健康管理・健康づくりの推進は、単に医療費という経費の節減のみならず、生産性の向上、従業員の創造性の向上、企業イメージの向上等の効果が得られ、かつ、企業におけるリスクマネジメントとしても重要です。」

                     

                    と解説されています。さらには

                     

                    「従業員の健康管理者は経営者であり、その指導力の下、健康管理を組織戦略に則って展開することが、これからの企業経営にとってますます重要になっていくものと考えられます」

                     

                    と記載されています。このことばを借りるまでもなく、社員の健康の責任者は私たち経営者であるとの認識が大切であり、その重要性はますます増してきているのだと思います。

                     

                    みなさんもこれを機に、社内労働環境の総チェックと、『健康経営』の実践を検討されては如何でしょうか?

                    • 0
                      • -
                      • -
                      • -
                      • -

                      calendar

                      S M T W T F S
                           12
                      3456789
                      10111213141516
                      17181920212223
                      24252627282930
                      << November 2019 >>

                      著者 亀井英孝

                      profilephoto

                      行事日程

                      アクセスカウンタ

                      selected entries

                      archives

                      links

                      profile

                      search this site.

                      others

                      mobile

                      qrcode

                      powered

                      無料ブログ作成サービス JUGEM