連携

  • 2018.06.04 Monday
  • 09:00

昨日、「有松絞りまつり」に行ってきました。有松を訪ねるのは初めてで、とても有意義な一日となりました。

 

今年34回目を迎えるというこの祭り、絞りの体験教室や浴衣着付けコーナー、信長路史跡ツアーや甲冑体験などのイベントもあり、また日頃は非公開の建物の拝観もできることもあってか、とても多くの人でにぎわっていました。

 

私たちは、「有松まちづくりの会」と「有松あないびとの会」という会のメンバーの方が1時間20分かけて、ガイドブックには載っていない場所や説明をしてくださる「町並みツアー」というものに参加させていただきました。“有松愛”に溢れたガイドさんで、有松の歴史や今の魅力を熱く語ってくださいました。

 

石ころだらけで農耕に向かなかった貧困な土地で生まれた“絞り”産業、誰もが儲けを独り占めせず、町のために私財を投じたことで生まれた小京都ともいわれる“町並み”と豊かな“文化”など、有松の町の素晴らしさを痛感することができました。

 

その中でも特に心に残った話がありました。

 

有松には「五番蔵小路」という道があるとのこと。普通、どの絞り商家も蔵は4つしかないのだそうです。そうすると、あるはずのない五番蔵に通じる道がある、というのはおかしいですね。

 

これは、お客様がせっかくご来店いただいたにもかかわらず、自分のお店に好みのものがなかった場合に、「五番蔵行って探してきておくれ」となるそうです。そして五番蔵小路を通って向かうのは、隣の商家の裏口。すなわち五番目の蔵は、ライバル店を指すということです。こうして有松では、お互いに助け合いながら、共存共栄を図ってきたということなのです。

 

以前から私は、マーケットが縮小していく中で、他社との連携を深めていくことの大切さをお伝えしていますが、既にこの国にはそういう文化が根付いていたことを改めて知ることができ、とても嬉しく、温かい気持ちになりました。

 

他にもたくさん興味深いお話をお聴きすることができ、有松への関心がとても高まりました。特に、商家のご当主のお話をぜひお聴きしてみたいと強く感じました。ご縁のある方がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介ください。

 

今回、残念ながら回り切れなかったガイドさんお薦めのお店もありました。近いうちにまた足を運んでみたいと思います。

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    著者 亀井英孝

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