業界貢献

  • 2018.10.01 Monday
  • 09:00

私どもでは毎年1回、会計事務所を対象に、「実例を聴き、事務所の成長戦略を考える」ことを目的として、業界で活躍されている先生にお話しをいただくセミナーを、東京・大阪・福岡の3会場で開催しています。

 

今回私は、福岡会場でお二人の先生のお話しを拝聴させていただきました。おひとりは開業5年で400を超える新規開拓をされた創業者のN先生、そしてもうおひとりは、古い体質の事務所を急逝されたお父様から引き継ぎ、理想と現状とのギャップに苦しみながらも、理想とする事務所の実現に向けて大変な苦労をされた三代目のY先生でした。

 

私としては、やはりY先生の話が心に響きました。勤められていた革新的な事務所から、旧態依然とした事務所を継ぐことになった戸惑い。新しいことに取り組もうとしても、職員を取りまとめて抵抗する古参幹部との確執。年々減少していく売上高に対して増え続けるコストと、それに疑問をまったくもたない組織風土・・・。さまざまな苦難に立ち向かってこられたお話しは、まさに私たちが学ぶべき内容だったのです。

 

一方、N先生の営業活動に関わるお話しはとても具体的で、そのまま取り組めば同じような成果を上げることができるだろうと思えるものでした。いずれにしろ、お二人とも「すべてを包み隠さずお話しくださった」と思える大変有意義な内容でした。

 

セミナー終了後、お二人と食事をさせていただいた折、「どうしてそこまで明け透けに話をすることができるのですか?」と、素直な疑問をぶつけてみました。お二人が共通して口にされたのが、「業界に対する危機感」でした。そして「業界全体がよくなっていかないといけない。その中で自分たちのやっていることがお役に立てるのであれば、それでいい」という思いからだとのお話しに、大いに感動しました。

 

税理士法に定められた税理士の使命は「納税義務者の信頼に応え(中略)納税義務の適正な実現」を図ることです。ところが、平成28年度の法人税申告法人の中に占める利益計上法人の割合はわずか33.1%。とてもその使命を果たしているとはいえません。そこに危機感を感じる若い先生たちが、こうして自らの活動を世に示しながら業界を変えていこうとされている。改めて頭の下がる思いがします。

 

同じ業界の者同士、業界発展のための活動にともに取り組んでいけば、間違いなくそれぞれの業界がよくなっていくものと思います。私も、より一層この業界に貢献していこうという意思と意欲を新たにしました。みなさんも、それぞれが属しておられる業界の発展のために何ができるか、一度考えてみてはいかがでしょうか。

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    著者 亀井英孝

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