選択

  • 2019.07.22 Monday
  • 09:42

先週末、学生時代のアルバイト先にご挨拶に行って来ました。18:0023:0022:003:003:007:00がアルバイト出勤時間の、24時間営業の果物屋さんです。深夜は、飲み屋さんへの配達と、そのお客様やお店の方の帰宅時のお買い物の対応、そして荷出しが中心でした。

 

店主と奥様、そして二人の娘さんがやっておられた店で、市場の入口という立地もあって、結構な繁盛店でした。娘さんと言っても、30年前の話ですから、今ではお二人とも70歳を超えられています。当時小学4年生だったお嬢さんも、今や40歳になられたとのこと。月日の流れは本当に速いものですね。

 

数年前に24時間営業は止められたそうです。バブル崩壊やリーマンショック後の不況を受けて景気そのものが悪くなってきたこともありますが、毎夜、お店の前に5台ほど出ていたおでんの屋台がなくなってしまい、夜の人の流れが変わってしまったことが大きいようです。ひとつの文化がなくなってしまったことに寂しさを感じます。

 

また、単に開店時間が短くなっただけでなく、お店に並ぶ果物の数も1/3くらいになっていました。卸売から仕入れられる果物は、箱単位で入荷されます。たとえば6個入りのメロンはかなりの重さになります。深夜営業をしていたころは、アルバイトが箱出しの役割を担っていましたが、いなくなった今、細腕でその役割を担うのはとても厳しいことです。

 

そうなりますと、もちろん売上は下がります。そこでお二人は、体力的な負担が少なく、空いたスペースで何かできないかと考え、フレッシュジュースとソフトクリームの販売を始められていました。これが結構な人気で、私がお邪魔させていただいていた20分ほどの間、引きも切らずにお客様がいらっしゃっていました。静岡メロンやドリアンなどの高級果物がバンバン売れていた私が勤めていたバブルのころとはとてもいかないでしょうが、働きやすさと収益が両立したよい選択だったと思います。

 

経営には、ときに大きな試練が伴います。他責にするのは簡単ですが、それでは何も変わりません。それどころか、悪くなるばかりです。このお二人は、サラリーマンであれば既に定年を超えた年齢から新たな選択をされました。そしてそれが、間違いなくよい結果を生んでいる。見習わなければいけないと、強く感じました。

 

打つ手は無限大です。私たちも、目の前に現れる試練に対して、よりよい結果を出せるよう、積極果敢に工夫・選択していきましょう。

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    著者 亀井英孝

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