議論

  • 2019.09.09 Monday
  • 09:00

今月は当社の決算月ということもあり、各部署で来期の計画作りが進められています。先日、ある部署の計画作りの場に同席させていただきました。

 

その中で、何度か議論が滞る場面がありました。今日は、実際にあった議論停滞の特徴的な2つの原因とその対応策について、当事者たちに話した内容をお伝えしたいと思います。

 

第一に、お互いの持論に固執してしまう場合です。人は同じ物事に触れても、その感じ方や、そこから導かれる考え方は異なるものです。それはどちらかが間違っているのではなく、あくまでも捉え方の違いから来るものであり、いずれの視点も正しいことが多いものです。ところが、持論に固執し、相手の意見を否定することに終始してしまう。そのような場合に停滞が発生します。

 

しかし本来は、互いの見方・捉え方の違いを知り、その根拠を冷静に見極め、その正しさが証明されれば、それを素直に受け容れ、互いの見識を組み合わせて、新たな正しい見方・捉え方を構築していく、そういう姿勢が大切です。そして、そのような議論から、新たな事業発展の道が拓けてくるものなのです。

 

逆に、「異見が出ないような議論からは何も生まれない」との認識が必要です。かのP・F・ドラッカーは「全会一致の時は意思決定するな」と言っています。それほどに“異見”が大切なものだということです。

 

特に人の上に立つ者は、「人は、聴く耳をもたない人の前では無口になる」という認識が必要です。“異見”が出ないどころか、“意見”さえ出ないようであれば、余程自分の日頃の姿勢を疑う必要があるのです。

 

第二に、現状に縛られ過ぎてしまう場合です。「人がいません」「時間がありません」「ノウハウがありません」などなど、私たちの周りには“できない理由”がてんこ盛りです。そのようなできない理由を前提に考えてしまったら、何もできなくなってしまいます。

 

しかしよくよく考えれば、人がいなければ採用すればいい、時間がなければ作ればいい、ノウハウがなければ教えてもらえればいいのです。“できない理由”に縛られることなく、あるべき姿から何をすべきかを考える、そういう姿勢が必要なのです。

 

延べ2日間参加させていただきましたが、最終的には個々人の役割が明確になり、かつそれぞれがやる気をもって取り組むことができる状態までになったと思います。とてもよい議論になりました。

 

みなさんも、このような観点に立って、より充実した議論を現実のものにしていただきたいと思います。

  • 0
    • -
    • -
    • -
    • -

    calendar

    S M T W T F S
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    << November 2019 >>

    著者 亀井英孝

    profilephoto

    行事日程

    アクセスカウンタ

    selected entries

    archives

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM