変革

  • 2019.10.15 Tuesday
  • 09:00

先日、5年ぶりにある社長とお会いしました。正直、「あまり会いたくない」方だったのですが、部下からの依頼で、しぶしぶお会いすることになったのです。

 

5年前にお会いしたときの彼は非常に横柄で、私の話を聴いているのかいないのか、話の途中で部下に指示を出されたり、「それはいいけど、これはどうなの?」などと、とにかく高圧的かつ自分本位で、途中からは話す気もなくなりました。訪問前に、退職者が多いとは聴いていましたが、「これでは仕方がない」と思わざるを得ませんでした。

 

ところが今回お会いした際には、そんな感じはまったくありませんでした。「あの頃は、1年間に8割の社員が辞めていきました」そう切り出された私の目の前にいる人は、朗らかな笑顔、柔軟な物腰、穏やかな話し方など、それはもう別人かと思えるほどでした。

 

当時は創業して3年目だったそうです。とにかく馬車馬のように働いて、気付いたら20名ほどの組織になっていたものの、人は定着せず、入れては辞め、入れては辞めの悪循環。ついてこない社員を罵倒する毎日だったのだとか。

 

ところがあるとき友人から、「もう少し自分を見詰め直した方がいいぞ」とのアドバイスをもらって、初めて自分にベクトルが向かったとのこと。「もうどうしたらいいかわからず、素直に受け入れるしかなかった」彼は、その友人の勧めもあり、心理学を学ばれたのだそうです。

 

そこで、「人との違いを知り、受け容れ、活かす」という、私が個性學で教えていただいた真理に気付かれ、それから「すべての原因は自分にある」と、これまでの考え方を180度変えることで、50名近い組織になった今では、この1年間退職者ゼロという、当時からは想像ができないほどの会社へと変革されたとのこと。

 

お話ししていても、本当に同一人物とは思えないほどの変わりぶりで、「これだったら社員さんもついていかれるだろう」と素直に思えました。

 

彼の変わりぶりにはとても驚かされましたが、一方で「人は変わることができる」ことに、改めて確証を得ることができました。そしてそのために最も必要なことは、「すべての原因は自分にある」という姿勢なのだと思います。

 

まずは、今目の前に起きている問題を明らかにし、その問題を生んでいる自分の日頃の言動を振り返ってみる。ときには、人の目に映っている自分に素直に耳を傾けるという姿勢も大切だと思います。

 

「自分が変われば相手も、周りも、すべてが変わっていく」

 

私自身、ときどきに発生する問題に対して常に自責の心で臨み、自己を変革させ続けていきたいと思います。

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    著者 亀井英孝

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