魅力

  • 2019.12.16 Monday
  • 09:00

先日、ある社長から「立て続けに3人辞めてしまった」とのお話をお伺いしました。「やっと仕事ができるようになってきたところ」という3人は、結局他業種へ転職されたとのことで、さらにやるせなさを感じておられるようでした。

 

辞められた理由をお聴きすると、少々理解に苦しむ内容でした。私も入社した頃は新人類と言われる種族でしたので、当時今の私くらいの年齢の方々に言わせれば「お前が言うな」となるのでしょうが・・・。

 

ところが、同席した20代の当社社員は「何となくわかるような気がします」と言います。決して他山の石ではなさそうでした。

 

詳細は控えますが、3人の退職理由は「将来のことを本当に考えているのか?」という内容。明確な将来設計なしに目先の興味や欲得を優先しているように思えたのです。またその選択は、単に目の前の苦労から逃げているようにも思えました。

 

「将来のために苦労すべきことがある」私には当たり前に思えることに対して、どうも「それそれ、これはこれ」と完全に切り分けているように感じます。“それ”には「今」や「苦労」、“これ”には「将来」や「理想」を入れて考えてみてください。本来は切り離すことができないものを切り離して考えてしまっていることに問題を感じました。

 

このような考え方に対して、私たちはどのように対処していけばよいのでしょうか。その後、いろいろと考えてみましたが、「今」や「苦労」を超越した「将来」や「理想」を見せてあげるしかないのではないかと思います。「未来の魅力」を熱く語り、そのための「今の苦労」を喜んで行えるように指導・啓蒙していくほかに道はないと思うのです。

 

訪問後、同行した社員と食事をしながら私の思いを伝えました。翌日「本当に多くのことを学ばせていただきました。次はこれらを消化した上でお話しできればと思います」とのメールが届きました。やはり一度や二度では“消化”までには至らないようです。もっともっと話をしていかなければならないと感じました。

 

「これをやるのは当たり前」「やって当然」と思うことでも、なぜそれをする必要があるのか、それをすることによってどんな魅力的な未来が待っているのか、本当に“消化”仕切るまで、彼の人生の本当の目標に“昇華”できるまで語る。そういう姿勢がより一層求められる時代なのだと思います。

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    著者 亀井英孝

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