強弱

  • 2020.04.06 Monday
  • 09:00

新型コロナウイルスの影響はいかがでしょうか。先日、千年経営研究会の会員さんには、「何かあったらご相談を」とお伝えしましたが、今のところ相談の申込みは1件だけですので、まだ切羽詰まった状況にはないのだろうと、少し安心しているところです。

 

一方、切羽詰まってからでは打てる手が限られてきます。会員さんに限らず、できるだけ早いタイミングでご相談いただくよう、お願い致します。

 

さて、こういう時期は、自社の強いところ、弱いところが際立って見えてくるものです。特に

 

「勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし」(平戸藩第九代藩主 松浦静山)

 

といいますが、弱いところというのは、それまで放置してきた問題であり、こういう時期に際立ってきます。

 

例えば、皆さんの会社ではBCP(事業継続計画)は立案されているでしょうか?

 

BCPとは、「企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画」(中小企業庁HPより)のことです。

 

罹患者が発生した会社のその後の対応はまちまちです。ただ、私の知り得る限り、BCPがきちんと立案されている会社の対応は迅速で、迷いがないように思われます。

 

何もないときに「何かあったら」を考えることは、なかなか難しいことです。しかし、古典を紐解いても、優れたトップはその備えをきちんとしています。

 

今、もうすでに起こってしまっている状況ではありますが、決して遅くはありません。今からでもやれることはたくさんあります。これを機に、BCPといえるほどの立派なものではなくても、BCPの考え方に沿った対応を検討いただければと思います。

 

その際、過去においては無理だと諦めていたことも、現在では可能になっていることもたくさんありますから、改めて検討してみてください。

 

たとえば私どもではこれまで、会ってお話ししなければ仕事になりませんでした。しかし、今週予定していた東京出張は取りやめましたが、ビデオ会議システムを使って面談は実施します。これは、資料やこちらの操作を画面上で共有しながら話をすることができるなど、システムの精度が上がってきたから可能になったことです。

 

また、そのような面談をお客様に受け入れていただける時代になったことも大きいと思います。

 

いずれにしろ、これまで無理と諦めていたことに対しても、「何かできる方法はないか?」と改めて見詰め直すよい機会にしていただきたいと思います。

 

一方で、こんな状況であってもお付き合いしていただけるには、やはりそれなりの理由があります。それが自社の強みといえます。はっきりとした強みを明確にするチャンスでもあります。

 

いずれにしろ、こういう時期だからこそわかる自社の強み・弱みを明らかにし、対応していくチャンスと捉えていただきたいと思います。

 

追伸

現在、さまざまな経営支援策が出てきています。特に中小企業庁と各都道府県のホームページの『最新情報』はこまめにチェックしてみてください。

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    著者 亀井英孝

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