実践

  • 2020.05.25 Monday
  • 09:00

先日、千年経営研究会のオンライン会にて、5月4日にご尊父を亡くされた会員のお話しをお聴きしました。5月1日に急に腹痛を訴えられ、彼自身が病院に連れていかれたところそのまま入院、そしてわずか3日後にお亡くなりになってしまったとのこと。あまりに突然のことで、「ほとんど話も聴けなかった」のだとか。

 

しかし振り返ってみれば、昨年末に30年ぶりの家族旅行に行かれ、社内外の要職もすべて退任され、年賀状も「今年で最後にします」とされていたとのこと。「周りに迷惑をかけないよう、あらゆる準備をしていたみたい」と、その必然を受け入れておられました。

 

また、コロナ禍で遠方にいたお孫さんも自宅に戻って来られていたようで、会社に人生を捧げてこられた晩年に家族団らんのときを過ごすことができ、「本当に幸せな人生だったと思います」とのこと。

 

さらには、通夜・葬儀を近親者だけで執り行うことができ、「あんなこともあったね、こんなこともあったね」と懐かしく思い出す時間が十二分に取ることができたようです。ご本人からは十分聴けなかったものの「経営者として気づかされることも多かった」とのことでした。これもお父様から与えられたよい機会だったように思います。

 

今はその内容も踏まえつつ、お父様がやって来られたこと、言っておられたことなどを思い出し、書き出しているとのこと。その上で、これまでできていなかったことを意識して実行されているとの話に、よい受け止められ方をされていると感じました。

 

ただ、まだ15個程度とのことでしたので、いつもの通り「最低100個」と改めてお伝えしました。その上で、「同じ言葉であっても立場や人によって意味は異なる」として、「人として」「経営者として」「家族として」「友人として」など、その立場の違いによって自分がどのような態度・言動をすべきなのか、また「会社に対して」「仕事に対して」「お客様に対して」など、社員さんや周りの方々に期待する態度・言動はどのようなものなのかを展開して考えてみてはどうかとアドバイスさせていただきました。

 

そして何より、その書き出した内容を実践することが大切であり、その実践こそがお父様が残してくれた一番の財産であるとお伝えしました。

 

最後に、いろいろと話をお聴きするにつけ、本当に立派な“死に様”をなされた方だと感じます。“死に様”はその“生き様”を見事に表すものです。私自身も立派な“死に様”ができるよう、今日という日を立派に過ごしていきたいと感じました。

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    著者 亀井英孝

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