理念

  • 2020.07.06 Monday
  • 09:00

先日ある会合で、経営理念の必要性に関する議論になりました。今回は、そこでのお話しの内容をご紹介したいと思います。

 

経営理念は、経営者の熱い思いと言っていいものです。よって経営者は、どんな理念をもってもよく、その理念に従って行動したとき、その経営者は“自分らしい経営”が実現できているといえるものです。

 

以前、企業再生・再建業務をメインでやっていた頃でも、私は経営理念の策定を最優先させていました。経営者からすれば、「何でこんなお金にならないものに時間をかけなければならないのか」と、疑問に感じられていたと思います。現に「こんなことを教えてもらうために金を払ってるんじゃない」とお叱りの言葉をいただいたこともありました。

 

それでも私は、「確かに、経営理念で飯を食うことはできません。でも、経営理念なくしてまともな経営はできません」と突っぱね、時間をかけて必要性をお伝えし、何とか策定していただくようにしていました。

 

今回の会合に参加していたその中の1社の方から、次のような言葉をいただきました。

 

「経営者の思いが、会社経営のパワーの源になっていること、実によく理解できます。特にご指導いただいていた当時の僕は危機感250%でしたからなおさらです。確かに今思うほど当時は理念、ビジョンの重さが理解できていなかったとは思いますが、いまだに当時の理念、ビジョンに惚れ込んでいるくらいです。おかげさまで、今こうしていられるのは、本当に理念、ビジョンの重さの証でしょう」

 

当時私が行ってきたことが間違いではなかったと、胸をなでおろしました。

 

思いが純化されればされるほど、思いは強くなっていきます。そしてその思いの強さが、思いの実現へと導いていくのです。その思いが最も純化された言葉が経営理念です。

 

私がコンサルタントとなって32年、一貫してお伝えしてきたのが経営理念の大切さです。バブル崩壊やリーマンショックなど、あらゆる危機的状況の中でも、明確な理念をもたれていた経営者は強かった。本当にそう思います。

 

コロナ禍の最中、改めて経営理念の重要性をご理解いただき、思いの純化を模索する機会にしていただければと思います。

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    著者 亀井英孝

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